2014-11-28

トゥーレ:監督を支持


不調に喘ぐリバプールだが、ベテランCBコロ・トゥーレは、ブレンダン・ロジャーズの手腕を信じている。

「ブレンダンを支持していかなくてはいけないよ。彼はプレミアリーグ屈指の監督だ。これまで数々の監督のもとでプレーしてきたけど、彼はそのなかでもトップの一人だ。監督として時間は必要。昨シーズンはものすごい成功をおさめた。今シーズンは苦しい状況になっているけど、彼はリバプールでしっかり仕事をしていると思うし、選手たちに好かれている。若い監督だし、チャンピオンズリーグでの監督は初めてだ。チャンピオンズリーグはとても厳しい舞台だってことは、マンシティのようなチームをみていてわかるはずだ。学んでいくことが大事。ブレンダンも勉強中だ。」

「なんといっても彼はいつだって毎日100%でハードワークをしているフェアな監督だ。だからこの状況を打破できると俺は確信できる。まだ彼はここに来て長くない。その限られた時間のなかでも素晴らしい功績を出している。彼が就任した時、不振に苦しんでいたクラブを大きく前進させた。それを維持するというのはそこに辿り着くことより大変だ。今シーズンは学びのシーズンだから、彼ならまたトップレベルに持って行ってくれる。」

アーセナルを18年率いるアーセン・ベンゲルのもとでリーグ優勝経験のあるトゥーレは、ロジャーズとヴェンゲルには似ているところがあるという。

「確かにすごく賢いからヴェンゲルに似ているところがある。選手とのコミュニケーションの取り方を熟知していて、選手のベストの引き出し方を知っている。この厳しい時期を乗り越えて、彼はそれを証明するさ。アーセンと同じで、練習で必ずどこか改善しようとする。プレースタイルも似ているね。ボールを持ってプレーするってことはすごく大事だ。」

先発出場したルドゴレツ戦は、リードを守りきれず終了間際にドローに追いつかれた。

「勝てそうだっただけに悔しい。でもポイントを獲得して最後の試合にもチャンスができた。ホームでファンの前でバーゼルを破ることができれば突破できる。実現できる勝てるだけの力はある。ルドゴレス戦と同じく戦い抜く。俺たちはプロだし、監督の求めていることは分かっている。守備だけじゃなくて、チームとして改善が必要だ。昨シーズンものすごくいいプレーができて、毎試合4~5点決められてた。今季はフロントもバックも苦しんでる。みんなにとって辛い状況だけど、大事なのはここで一丸となって、監督のために戦うこと。ブレンダンはそれだけ素晴らしい監督なんだ。俺は経験を生かして、どんなかたちでもチームの力になりたいと思っている。辛い状況でもいい状況でも、チームメイトを助けたい。」

リーグでは一度も先発出場のないトゥーレだが、文句はない。

「俺にとって大事なのはチーム。監督に呼ばれたときのために準備をしっかりしてる。チームの一員なんだ。俺じゃなくてみんなでひとつ。プレミアリーグとチャンピオンズリーグ両方でプレーするのはフィジカル的にきつい。そのために多くの選手がいるわけで、ローテーションしていくんだ。お互いのために戦うってことが大事。」

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