2014-11-13

キャラガー:ロヴレンを起用し続けろ


昨シーズンにタイトルをこぼした要因となった50失点を修正すべく、£2000万でサウサンプトンからやってきたCBデヤン・ロヴレンが、リバプールでインパクトを残せず苦しんでいる。長年レッズの守備をリードしたジェイミー・キャラガーは、クラブ史上最高額で獲得したセンターバックが活躍できるチームを作れとアドバイスした。

「昨シーズン彼はサウサンプトンで素晴らしいプレーをしていた。だからリバプールが彼を獲得した。監督によってやり方は違う。リバプールのサイドバックは攻撃的で前に出がちでセンターバックがよりむきだしになってしまう。ブレンダンはサイドバックを前に出したがる監督だからね。それが原因かもしれない。アルベルト・モレノも前に出るのが得意だから、ロヴレンが左サイドに残って、左サイドバックとしてプレーしているときがある。ロヴレンがそのプレースタイルを習得しなければいけないかもしれない。でももし彼がこのまま苦しみ続けるのであればリバプールが少し間を詰めたりして、セットアップを変える必要がある。彼のベストフォームを観たいならね。」

「ロヴレンは昨シーズンにプレミアリーグで活躍できると、非常に優秀なセンターバックだと幾度も証明してた。その彼が今苦しんでいるし、チームも苦しんでいる。でもリバプールなら切り抜けることはできるさ。いつかはクリーンシートを守れるようになるはずだし、というかそうしなければいけない。それがチームのプレースタイルを少々変えることになったとしてもだ。1人のセンターバックにあれだけの額を支払ったんだから彼に固執するほかないし、彼が活躍できるようにしなければいけないと思う。ロヴレンにもチームの価値観を学ばせるべきだけど、同時にチームも彼を知って、彼の長所と短所を生かしたプレーをしていかなければいけない。」

レアル・マドリード戦でパフォーマンスしたコロ・トゥーレをベンチに置いたことで、ロジャーズの起用に再び議論が起きたが、キャラガーはロヴレン、シュクルテル、サコーがクラブの未来を担うセンターバックだとみている。

「コロ・トゥーレは出番が来たレアル・マドリードで非常に良い試合をしていた。すごく良いプレーをしていたけど、彼の年齢を考えるとほかの3選手がこれからのクラブを引っ張っていくセンターバックたちだ。チェルシー戦でプレーできずコロは運が悪かったね。でも長い目でみればサコー、シュクルテル、ロヴレンでポジションを争いをしていくべきだと思う。サコーはケガで離脱していたけどもうすぐ戻ってくるようだし、このまま失点が続くようならサコーを起用することも視野に入れなければいけない。だけど俺はまだサコーもロヴレンも真の力を見せられていないと思う。世間が彼らをどう評価しているにしろ、まだ実力は発揮できていない。」

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