2014-11-18

夏の獲得選手ECHO評価

マリオ・バロテッリ (£1600万 from ACミラン)

ロジャーズは本当にバロテッリが欲しかったのか?それとも慌てて買ってしまったのか?1月にもまだアンフィールドに残っているのか?こういった疑問はモメごと好きな彼に投げかけられている多くの疑問のうちの一部。孤島のセンターフォワードとしてはひどいプレーが続き、リーグ9試合で無得点。しかしながら彼はスタリッジの代役ではなく、パートナーとしてやってきた。レアル・マドリード戦でのシャツ交換の論争は彼を非難する理由として不当に使われた。しかしバロテッリ自身、力不足であることは認めざるを得ないだろう。ルドゴレツ戦とスウォンジーシティ戦の大事なゴールをみると、彼は何かしてくれるのではと思えた。しかし彼は力になっているというより、ロジャーズにさらにプレッシャーを与える邪魔者になっている。

 5/10



アダム・ララーナ (£2500万 from サウサンプトン)
夏のリバプールのララーナに対する追い具合で、彼はロジャーズのもとでレギュラーとなる選手だと思われた。しかし彼の思い通りには行っておらず、プレシーズンの負傷も悪く響いた。ララーナはチームが不調に苦しんでいるなかで巻き返しをしている。彼が初得点を挙げたWBA戦のゴールセレブレーションをみると、ベンチでの苦しさがうかがえた。ララーナはまだブレンダン・ロジャーズのもとで役を探している途中だ。しかしここ最近ベンチに座り、ニューカッスルやチェルシー戦で1分もプレーしていない状況に、ファンの間で疑問の声が上がっている。ララーナは活躍できるだけの才能を持っている。今のレッズには攻撃的な火花が必要だ。

 6/10


アルベルト・モレノ (£1200万 from バレンシア)

ほかの夏の高額補強選手たちの多くと同じく、リバプールは長い厳しい戦いの末モレノを獲得した。獲得した選手のなかで一番目を引く活躍している選手であることは疑えないだろう。だがそれは当然といえる。モレノもロブレン、ララーナ、バロテッリと同じく即戦力となることを期待されやってきた選手。すでにホセ・エンリケを差し置いて左サイドバックのファーストチョイスとなっている。トッテナム戦の彼のゴールは彼の攻撃力を示しており、かつてのレッズDFヨン・アルネ・リーセのようだった。しかしマンチェスター・シティとニューカッスルの敗戦で決定的なミスでゴールをプレゼントした彼は、22歳でまだまだ学ぶべきことが山積みであるということを強調していた。モレノは戦闘タイプであり、レッズに必要なタイプの選手だ。

7/10


デヤン・ロヴレン(£2000万 from サウサンプトン)

夏の獲得でマリオ・バロテッリはおそらく最も意見の対極化する選手であろう。だがレッズファンを最も不安にさせているのは、ロヴレンの不調だ。緩いリバプールの守備の問題を解決してくれる男として、クラブ史最高額でロヴレンが来たときには驚きの声が上がっていた。それにとどまらずロヴレンは問題をさらに深刻化させている。基本的なミスをし、期待されていたはずのチームメイトとのコミュニケーションが不足し、緊張で気の休まらない選手になっている。それは先週末のチェルシー戦の彼のパフォーマンスでも明らかだった。しかし高額な移籍額を考えると、ロヴレンは長く活躍するべき選手であり、彼はその信用を正当化し始める必要がある。

4/10


エムレ・チャン(£950万 from バイエルン・レヴァークーゼン)

その相当な移籍額からジャンは好奇心を掻き立てた選手だった。バイエルン・ミュンヘンでの経験を持つ彼はアンフィールド到着後に負傷し、QPR戦でデビューするまでさらに謎に包まれた。それ以降、中盤で存在感を発揮しているジャンは、チェルシー戦でゴールも決めた。後半の彼の交代で、フィットネスにまだ問題があることが分かった。彼のポジションがどこなのかまだはっきり定まってはいないが、アンフィールドのキャリアの踏み出しには満足してよいだろう。

6/10


リッキー・ランバート (£450万 from サウサンプトン)

ランバートにとっては夢が悪夢へと変わってしまった。彼が地元のクラブに再加入したことを悩んでいるとしても誰も責められない。フォームを失い、チームにほとんど入れず、フィットもせず、シャープさも足りず、得点もしていない。ランバートはイングランド代表でのポジションを失う危機にある。ダニエル・スタリッジが離脱している間でさえ、出番はほとんど与えられなかった。レッズが得点不足に苦しむ中でこれでは、彼がなぜここに来たのかと考えても不思議ではない。

5/10


ラザル・マルコヴィッチ(£2000万 from ベンフィカ)

不可解なマルコヴィッチはどう評価すべきだろう?昨シーズンからリバプールが追って捕まえた彼は、欧州で最も将来が期待される若手選手という評判を背負ってやってきた。最初のインタビューで、自信満々にリーグ屈指の選手になると宣言した彼は、サポーターの間での期待度をさらに上げた。だがそんなことはこれっぽっちも見せていない。威張っていた彼はボールを持っても控え目で存在感がなく、ゴール前でもシュートをしようとしない姿勢にファンは怒っている。エヴァートンとバーゼル戦のビッグマッチでは瞬く間に姿を消し、チェルシー戦ではベンチにも入れなかった。高額な移籍金が重荷となっているのは確かで、彼は自信を心底必要としている。

4/10


ハビエル・マンキージョ(アトレティコ・マドリードよりローン)

将来を見越した2年契約でやってきたマンキージョは、非難の対象外となっている。淡々と勇敢なパフォーマンスをする彼は、実際不満を抱かれるようなプレーはしていない。すでにアトレティコ時代よりもリーグでの出場機会は多い。マンキージョはグレン・ジョンソンの気を引き締める存在となっており、これからジョン・フラナガンが戻ってくるなか、守備のいい選択肢である。

6/10


How would you make of them?



0 件のコメント: