2014-11-29

ルーカスの想い


アンフィールドで8年目、通算250試合以上をプレーするベテランとなったMFルーカス・レイバは、ジェラードのポジション変更によりブレンダン・ロジャーズのもとでの出場機会は限られている。現状は厳しく満足してはいられない。

「すごく辛い状況だよ。リバプールでの最初の2年を除いてこれまでほとんど毎週プレーしてきた。プレーしていなくても満足だなんて言ってたら、それは何かおかしい。そんなときがきたら何か変えなくてはいけない時だ。最初の2年間は若かったからあまりプレーできないだろうと思っていた。でも今27歳で、全盛期はまだこれからだと思ってる。だから当然毎週プレーしたい。俺はお金をもらえればいいっていう男じゃない。そんなタイプじゃないし、そう思ったことはこれまで一度もない。プレーできない状況に満足はできない。でもプレーして、チームの力になれたときには嬉しいよ。忍耐強くいないとね。」

「これからもリバプールでのキャリアの最後の日までずっとこんな感じだと思う。これまでもいつだって全力を尽くしてきた。だからまだここにいられるんだと思う。リバプールで8シーズン目で250試合以上をプレーするってこと、俺にとって軽い想いでやってきていない。」

プレーできないからと言ってすぐ移籍を考えるタイプではない。チャンスをもらえるよう戦い続ける姿勢は今後も変わらない。

「自分の思い通りにいかないことはあるけど、リバプールでのキャリアはこれまでずっとそんな感じだから、レッズとして最後の日まで変わらないと思う。俺はそういう選手だし、それが俺のあるべき姿だと思う。ルドゴレツ戦でもこのクラブに貢献したいと示そうと頑張ったよ。このチームでもう役目はないと思っていたら、出番は来ない。特に今みたいに厳しい状況ではプレーできないはずさ。チームの為にやってくれると思った選手を監督は起用しているはずだから、俺は呼ばれたら監督の期待に応えたい。」

「この世界ではあらゆることが変わるから、何が起こるかはわからない。でも最後の日まで全力を尽くす。レアル・マドリード戦のように出番が来たらそのチャンスをしっかり生かさなくてはいけない。ルドゴレツ戦はポゼッションという面ではいいパフォーマンスはできていなかったけど、守備面でチームの力になった。シーズン通して多くの試合があるから監督がどんなチームでプレーするのかはまったく予想できない。俺はあまりプレーしていないから今も結構フレッシュな状態ではあるけど、試合でプレーしていないと試合のリズムや動きにはついていけなかったりする。でも水曜日も監督にプレーしたいという想いは伝えられたと思うし、リバプールの選手として全力でプレーしている。ファンがそういう選手をみたい時はあると思うんだ。」


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