2014-11-05

休ませたわけでも諦めていたわけでもない


チームのベストプレイヤーたちをベンチに置いたことで、試合前から諦めていた、リバプールというクラブにふさわしくない、とギャリー・リネカーらフットボール関係者から試合後大きな非難を浴びたブレンダン・ロジャーズ。チームのセレクションについてメンバーを大きく入れ替えた理由を説明した。

「近頃チームは全くフォームが安定していない。週末のリーグ戦に向け休ませたわけではない。ここでパフォーマンスし、結果を出せると思ったチームにした。パフォーマンスはできたが、残念ながら結果は出なかった。私は直感を信じている。ニューカッスル戦のパフォーマンスは全く目指していたものではなかった。それにシーズンをプレーしていくなかで計画の一部でもあった。どの試合も大事だし、この試合だけがビッグネームを並べるべき特別大きなショーだとは考えていなかった。ギャンブルに思えたかもしれないが、私にとってはそうではなかったよ。」

「パフォーマンスが答えだ。ギャリーは私が尊敬する人物だし、一流の選手だったが、彼は監督経験はない。その彼が選手の起用についてすべて理解しているわけがない。彼の意見は尊重するが、私のチームが答えてくれた。あのパフォーマンスは、試合前から諦めていたなんて言えないほど良かった。この偉大なクラブの選手としてふさわしいパフォーマンスだった。それが私の答えだ。私が選ぶチームに関しての非難は気にしない。」

守備の欠陥が課題となっているが、経験豊富なコロ・ロゥーレが堅い守備をみせた。

「1試合5,6点取ってしまうようなチーム相手に非常にいい守備ができたと思う。彼ら今世界最強のチームだ。結果が出せず運が悪かった。」

世界最強とも言われるチーム相手に勇敢なパフォーマンスをみせた選手たち。ロジャーズは知名度に関係なく、キャプテン含め誰も先発を保障されている選手はいないと主張した。

「今夜の試合でさらに悩むことになりそうだ。選手たちを休ませたなんてことはない。今日プレーしなかった選手が土曜日にプレーするというわけでもない。先発が固定できるほど我々は安定していない。ニューカッスル戦をみて、変えなければいけないと思った。コーチとして監督として信頼度を示す必要もあった。チェルシー戦に向け勝てるチームを選ぶ。シーズンを通してスカッドを使うというのは選手たちも理解している。知名度に関係なくすべてパフォーマンス次第。スティーブンとも先週話をして、私のプランを伝えていた。彼はそれで大丈夫だと真のプロであることを証明してくれたよ。」

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