エンリケ残留、イロリ移籍

イギリスバンクホリデーのため例年より1日遅く移籍市場を閉じたプレミアリーグ。Deadline Dayにまた動きがあった。DFホセ・エンリケがウエスト・ブロムへ移籍間近だったが、交渉成立せずリバプールに残留することに。2年間で18試合しか出場していない同選手がチーム構想から外れているのは明らかだが、本人は『残留できて嬉しい。戦う。』と自信をみせている。しかしピッチではなく、SNSでの活動が著しいエンリケに、残留が決まり“給料泥棒！”と罵声が殺到。『みんなと写真をシェアするのは良いことだと思ったけど、みんながそれを嫌うならもうしない。プレーすることに集中する。』とTwitterとInstagramを削除するに追い込まれた。

若手にも動きあり。2年前にスポルティング・リスボンから£700万で獲得したDFチアゴ・イロリ（22）がアストン・ヴィラへローン移籍。シーズンローン+完全移籍のオプション付となっており、アンフィールドでのキャリアが終わった可能性がある。獲得当時ブレンダン・ロジャーズは、『超素早く、パワフルでジャンプ力もある。あとはプレミアリーグのフィジカルの強さに適応するだけ。将来活躍してくれる、素晴らしいタレントだ。』と絶賛していた。