2014-02-02

Flanagan: 父は反面教師


どれだけ多くの外国人選手が入ってきても、やっぱり地元の選手への声援はより一層熱くなる。ファンから熱い支持を受けるジョン・フラナガンは、ジェラードやキャラがーに続く地元のヒーローになりたいと夢見ている。

「ファンにとって地元の少年がチームに入って、ジェラードやキャラガーを目指して頑張っているというのはすごく大きなことだと思う。エヴァートン戦での声援は本当に夢みたいだった。現代はリバプールで地元の少年がレギュラーでプレーするというがすごく難しくなってるけど、それを目標に頑張ってる。これからレギュラーになりたい。幼いころからチームのベストプレイヤーではないんだけど、成長できるようにずっと努力を重ねてきた。若くして輝いて消えて行く選手もいるけど、僕はファーストチームとしてプレーできる所まで来たんだ。」

「昨シーズンは、自分より先に多くの若手選手がプレーする機会をもらっていた。チャンスが来るのを待つ列の後ろにいたから、自分を奮い立たせる必要があった。ほかのクラブに行かなくちゃいけないかなって思ったときもあったんだけど、そうなる前にチャンスが巡ってきた。」

アンフィールドからわずか180メートルの距離で育ったジョン・フラナガン。父親のジョンがかつてLiverpool FCでプロを目指していた。しかし真面目に取り組まず挫折した。

「父は昔ケニー・ダルグリッシュのシューズを磨いていたよ。でもプロになるチャンスはもらえなかった。クラブはウェイン・ハリソンを獲得し、父を放出したんだ。確か17か18歳くらいの時だったと思う。父の姿勢が原因だった。フィル・トンプソンがアカデミーで父のことをスピーチで引用していた時のことを覚えてる。あんな間違った姿勢でやるとプロにはなれないぞっていうお手本として父の名前を出した。父はそんなことを言われても気にしないだろうけどね。何があったのかはいろいろ父から聞いている。彼は父親を失ってからレールを外れてしまったんだ。今はビルのメンテナンス会社を経営しているからしっかりやってるよ。でも彼と同じ過ちを犯さないようにと言い聞かせられてきた。そういう意味ですごく助けてもらってる。」

フラナガンは、かつて父が靴を磨いていたケニー・ダルグリッシュのもとでデビューを果たした。リバプール出身のジェイミー・キャラガーに今でもアドバイスをもらっている。

「アンフィールドから180メートルという距離で育ったから、得点するたびに試合の歓声が聞こえてた。リバプールで生まれ育った僕がリバプールのファーストチームでプレーしているなんて夢みたいだ。デビューした時はジェイミーの横でプレーしていたから、試合中も本当に助けてくれたよ。引退してからもメールをくれるんだ。ミスや改善すべきところを教えてくれる。」


Daily Mail

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