2014-02-10

Gerrard: Top 3 in My Career


これまで15年以上数々の大勝負をしてきたキャプテンのスティーブン・ジェラードは、週末のアーセナル戦の誰もが驚いた圧勝劇は、キャリアでトップに数えられるパフォーマンスだったと振り返った。

 「今までにこんな試合あったかなぁ。前半のショーは、過去15年さかのぼっても同じような試合はないんじゃないかな。チャンピオンズリーグでは1,2試合それに近い試合があったかもしれないけど、時間が経つにつれ爆発的なパフォーマンスになった。俺のキャリアで3本の指に入るくらいすごい試合だったと思う。£4200万の選手やジャック・ウィルシャーというこの国の将来を担うホープ、ワールドカップ優勝者のカソルラらワールドクラスの選手が集うリーグのトップチーム相手にあんな試合ができたんだからね。」

「ホイッスルが鳴ってから終わるまでアーセナルという一流のチームを完全に打ち負かした。アーセナル相手に少しでも隙をみせればパスを通されやられる。昨シーズンにホームで2対0でやられたみたいにね。ブレンダンは4対0で満足するような監督じゃない。彼は完封勝利を信じている人だから、ハーフタイムにももっと相手を苦しめて試合を決めろと言っていた。でも俺たちはそれができなかった。前半の45分間に骨を折って、テンポをあげ、とにかく体を動かしたから無理だった。あんなの90分間やるなんて無理だ。ハーフタイムで試合は完全に決まってた。」


次のフラム戦で転ばぬよう気を引き締める必要がある。

「今はこの勝利を喜んでいられるけど、次の試合に早く切り替えていかなくちゃいけない。今の俺たちの課題はフラム戦でも同じようなパフォーマンスができるようにすることかな。でもこういうパフォーマンスをしたあとは気が緩んでしまうことがあるから危険だ。俺たちはエヴァートン戦で素晴らしいパフォーマンスを披露したのに、その直後のウエストブロム戦では先制しておきながら最後にしくじった。勝つべき試合だったのに落としたんだ。リーグは一発勝負の大会とは違う。今の調子でシーズンが終わるまで走らないと勝利は何の意味もなくなってしまう。トップ4に届かなければ、アーセナル戦のすごいパフォーマンスを振り返ることなんてない。とにかくフラムで3ポイントが絶対必要だ。」

ジェラードは、今季こそ優勝して世界を驚かせる可能性があるといっていたが、ブレンダン・ロジャーズはアーセナル戦の圧勝後も優勝は目指していないと明言した。

「ブレンダンによると俺たちはタイトルレースには出ていないらしい。ブレンダンがそう言っているんだから俺たちみんな彼についていく。チームのリーダーが行く道を行くし、ブレンダンがタイトルレースにいないって言うならそういうことなんだ。彼が言うことに従う。彼がトップでなくトップ4が狙いだって言っているんだからその目標に向かっていくのみさ。それがどこへつながるのかだ。」

そんなジェラードが慕うブレンダンは、アンカーマンの役目をすでにマスターし始めたジェラードを称賛した。

「彼はこの役で輝きつつある。深いエリアからのプレーメーカーだ。しっかりボールを操り、攻撃の先導をしなくてはいけない選手だ。」

 ジェラードのアシストで10分で2得点を決めたマーティン・シュクルテルもキャプテンを称えた。

「スティービーは素晴らしいパフォーマンスをしてたと思う。ストーク戦で初めてあの役をしたときもいいプレーをしてた。彼は偉大な選手だし、しっかりあのポジションで試合をコントロールできるだけの経験値もある。今日の彼は司令塔としてやれると証明してたし、彼にぴったりのポジションだと思う。」

ECHO

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

4200万£の選手に笑いました