2014-03-10

Allen: 夢に近づいてる


得点不足だった昨シーズンから一転、リーグトップへと攻撃力が飛躍した今年のチームは何かが違う。ジョー・アレンは、明らかにチーム内の雰囲気が違うと明かした。

「去年と今年の違いは物凄い。昨年に、改善したい箇所を話し合いながら頑張ってもなかなかうまくいかなかったりしてたのに、今シーズンはそれがすべてうまく行ってる。開幕からいろんなコンビネーションがぴったりなんだと思う。チーム全体のやる気の違いが明らかだ。選手一人一人が全身全霊でプレーして必要な結果を出そうとしてる。攻撃の時にはハングリー精神がすごい。攻撃に関わろうという選手たちが次々に前に出てくる姿はチームの得点への欲の表われ。ストライカーのクオリティの高さに加えてそういう部分も昨年と違うところ。だから大量に得点ができるんだ。スアレス、スタリッジ、スターリングという素早い選手とその連携が相手の守備にとって脅威になってる。対戦相手はみんな相当な構えが必要だって準備をしている。俺たちのストライカーは絶対そこを破るんだけどね。」

絶対的エースの存在が欠かせない。

「ルイスはすごすぎるよ。サウサンプトン戦のパフォーマンスはまた彼のすごさをみれた試合だった。チームの大黒柱だし、あの勝利は大きかった。アーセナルの試合結果をウォーミングアップ中に聞いてたんだ。それが余計にやる気を起こさせてくれた。彼らの結果を聞いて、トップに近づけるチャンスだって聞いてからもきちんと集中できてた。サウサンプトンはボールを持っているときもそうでないときも非常に優秀なチームだ。そのチーム相手に3得点に無失点という結果は俺たちの力を出し切れた証拠だと思う。」

攻撃力と反面、ずっと課題となっている守備だが、サウサンプトン戦ではアウェイで無失点の結果に加え、ミニョレのスーパーセーブも結果に大きく貢献した。

「試合が終わったあとも彼のすごいセーブについてみんなで称えたよ。あのセーブが試合の大事な場面だった。あそこで追いつかれていたら、結果は変わっていたかもしれない。本当に素晴らしいセーブだったよ。シモンはクラブに来てからずっと活躍してくれている。あのセーブはシーズンの結果を変えるかもしれないような大事なセーブだった。彼の力を疑問視する人たちが世間にはいるようだけど、チーム内でそんな人は一人もいないよ。俺たちみんなシモンの実力を信じてる。俺たちにとって彼の活躍はすごく大きい。」

残り10試合を残して59ポイントという記録はこれまでで最高のペースできている。リーグ優勝という夢に近づいていると実感しているアレン。

「みんな夢見てるよ。サウサンプトンのような試合でどんどん夢の実現に近づいている。選手としてはとにかく一試合ごとに集中して、勝ち点を重ねていきたい、それを続ければ5月にどうなっているかなんてわからないよ。今のチームには誰にも負けないという信念があるんだ。素晴らしい勝ち点3をとってインターナショナルブレークに入ることができたし、今はみんなと合流してまたリーグに勢いをつけていきたいよ。誰だってできるだけ高い目標に向かって頑張っていくものだ。優勝がチームの視野に入ってきているのは確かだと思う。」


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