2014-03-19

Sakho: 不寛容を捨てろ


イングランドの人種差別撲滅団体Kick It Outがプレミアリーグとフットボールリーグのプロ選手約200人対象に行った人種差別調査結果が3月18日に発表され、半数以上の57%が人種差別的な言動を目撃したことがある、又は受けたことがあると回答。39%がスタジアム又はトレーニンググラウンドで同性愛嫌悪的な行為をみたことがあると述べた。フランスの移民街で育ったママドゥ・サコーは、個人的に差別を受けた経験はほとんどないが、フランスで人種差別撲滅を促進してきた。人種差別撲滅には人種的寛容が大事だとPASに語った。

「俺は差別を受けたのは人生で一度だけ。フットボールには全然関係なかった。PSGのアカデミーにいたとき13歳~14歳の数人の選手たちでファーストチームの試合を観に行ったんだ。コンコースで観戦してたときにアルコール瓶を投げつけられた。振り返ると差別的な言葉で侮辱されたんだ。でもプロになってからは経験したことはない。フランスの自分の財団活動を通して、差別はしないように若い選手たちにも教えてきた。キリスト教でもムスリム教徒でも、どんな肌の色をしていても差別をせず、共存していく上でポジティブな面をみていくことが大事。俺はずっとそうしているし、だからこそあまり差別された経験がないのかもしれない。」

Press Association Sport

0 件のコメント: