2014-03-03

Gerrard: 抜群の一体感


セインツのホームでは、勢いに押され苦しんだが、後半は戦術変更で結果快勝。大きな3ポイントを手にし、2位に浮上した。

「サウサンプトンは前半すごく勢いがあった。アウェイではそういう時間帯があるのは当たり前のことだし、上手く処理できたと思う。いいチームというのは、いくら押されても相手チームをカウンターで苦しめることができる。俺たちにはそれがしっかり実行できてた。前半には2度大事な場面があった。シモンがロドリゲスのシュートを防いだワールドクラスのセーブとララーナのポストに当たったシュートで運があった。そういう小さなことが俺たちの味方でいてくれたんだ。監督の戦術がばっちり当たったし、彼の指示を上手くチームがピッチで実行できたんだ。相手の勢いを止められるようにミッドフィールドをダイヤモンド型にしてからポゼッションを握れるようになって、ダニエル・スタリッジとルイス・スアレスの勢いと能力でカウンターを仕掛けられた。」

記念すべきプレミアリーグ100試合目で得点を決め、5試合ぶりに得点記録を伸ばしたルイス・スアレス。さらに2点目のアシストにも貢献したエースをキャプテンが称えた。

「本当に大きな勝利だったし、ルイスはまたもや桁外れの天才だと証明してくれた。5試合ゴールがないって騒がれていたけど、彼のチームへの貢献度は全く揺らいでいない。ルイスは全く自己中心的な選手じゃない。ワイドエリアでプレーするときでも素晴らしいチームプレイヤーだと証明している。得点がなくても相手ディフェンスにとっては脅威だし、得点をアシストしてくれてる。100試合をゴールで祝えてよかった。彼の記録はとんでもないよ。どんなストライカーも得点に苦しむときはあるし、またルイスが得点シートに名前を載せたから、ここからたくさん決めてほしい。ハイレベルな先制点に加えて、ラヒームにいいアシストをしてくれた。ペナルティも上手くとってくれたし、どれだけ彼がゴール前で相手を困らせているかってことがわかる。」

「ルイスのすごさは言葉ではもう説明する言葉が足りないよ。彼ほどのクオリティを持つストライカーがこの国でプレーしてくれているってことがすごくありがたい。俺の中では、ひいきでもなんでもなくルイスは世界トップクラスだ。リオネル・メッシやロナウドは確かにワールドクラスだ。でもルイス・スアレスとイブラヒモヴィッチはそのすぐそばにいると思う。ルイスは容赦ないウィナーでありキラーだ。俺たちは彼がチームにいてくれて本当にラッキー。」

St. Maryでは、試合終了間際にKOPが今シーズン初めて“我々はリーグ優勝するぞ!”チャントを披露した。

「ファンが俺たちがタイトルを狙えると歌ってくれたのは嬉しかったよ。でも選手としては落ち着いてリラックスしてないといけない。調子に乗ってはいけない。俺たちがタイトルレースにいるのは確かだし、ほかの大会もないから狙えると思ってプレーしていくけど、まだまだ道のりは遠いよ。厳しいビッグマッチが控えているし、それに集中しないとね。」

「チーム外の人には、サウサンプトンでポイントを落とすと思われていたみたい。試合前は、試合日程を観て、タフな試合だからコケてしまうと思われてた。でも今のチームには素晴らしい一体感があるんだ。監督が作り出してくれたドレッシングルームの雰囲気はすごくいい。みんながお互いを信頼してる。サウサンプトン戦の勝利やホームでのエヴァートンやアーセナル戦での勝利がチームの一体感をさらに高めた。タイトルを狙うビッグクラブは多いし、俺たちは有力候補じゃないと思う。勝ち目はあまりないチームだろう。だけどチーム内の自信は極めて高いし、あと10試合を残して非常にいいポジションにいる。優勝の可能性はあるよ。」

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