ジョンソンの契約最優先

2015年夏に契約満期を迎えるDFグレン・ジョンソン(29)との契約更新が遅れているリバプール。それをレアル・マドリッドがモニターしているとの噂が立った。ブレンダン・ロジャーズは、ジョンソンとの契約はクラブの優先事項のひとつであると契約更新の話し合いをしていくと明かした。

「グレンには絶対ここにいてほしい。今の彼はとても調子がいい。今29歳で、あと何年も活躍できると思う。夏まで契約更新はしないが、彼がこのまま活躍を続けてくれるのであれば彼との契約は我々にとって優先すべき課題だ。」

「条件についてはきちんと話し合いをして、クラブと選手にとってベストなものにする。我々は彼に残ってほしいし、グレンもリバプールで楽しんんでいるからとてもいい状況だ。両者が納得できる策を見出したい。彼と契約ができればクラブにまた一人素晴らしい選手が残ってくれるということになる。ジョン・フラナガンもあと一年しか契約を残していないし、ジョーダン・ヘンダーソンはあと2年だ。二人とも大活躍してくれているし、彼らの契約についても検討していきたい。夏に話し合うべきことがいくつかある。今のフォームを保ってくれれば何の問題もない。クラブが選手たちをきちんとみて考える。」

1月に無期限でジョンソンをきちんと休ませた効果が今発揮されている。同選手は今でも“世界トップのサイドバック”と称した。

「実力を発揮できずグレンは辛い思いをしていた。毎日練習を続けて試合に出たいと頑張ってくれていたが、全く100%の状態ではなかった。どんなコンディションでもピッチに出ればジャッジされる。だから彼に期限を設けず休みを与えたかった。グレンならもっとやれるはずだとわかっていたから。最高の状態の彼を引き出すために何か手を打つ必要があった。それが彼の本来のレベルでプレーできるように彼を休ませるということだった。」

「今彼は新鮮な気持ちで、久々にまったく負傷に悩まされずプレーできている。彼が持っていた動きや走行力をみせてくれている。カーディフ戦のグレンは非常に良かったと思う。彼の強さをみせつけてくれていたし、ダニエル・スタリッジのゴールではルイスへ上手くパスを通した。一点目は彼のランニングパワーが効いて、ルイスに素晴らしいパスを出したからこそ決まったもの。私のスタイルではサイドバックの攻撃力が非常に大事だ。リバプールにいたはずの世界屈指のサイドバックが戻ってきてくれたんだ。」

ECHO

He was brilliant at Cardiff!