No Thanks Cissokho

バレンシアからシーズンローンで在籍しているアリー・シソコ（２６）の完全移籍は実現しそうにない。スペインの報道によると、ブレンダン・ロジャーズはホセ・エンリケの回復を待ちながら他のオプションを探すことにしたようだとESPNの情報筋が明かした。加入後すぐに負傷に苛まれたシソコは、未だ監督を説得するだけのパフォーマンスができておらず、ロジャーズは現在ジョンソンを左サイドで起用している。

「アリーは加入してから全力を尽くしてくれている。先発選手には入っていなかった状況で負傷してしまった。彼はできるだけの力でパフォーマンスをしてくれてる。」

あまり出場機会に恵まれていないが、夢観ていた名門クラブでの経験を後悔していないとフランスL'Equipeに語っている。

「全く後悔なんかしてないよ。リバプールは伝説の名門クラブだ。試合前後の街の盛り上がりは本当にすごいよ。今までプレーしてきたどの街よりフットボール熱を感じる。どの家庭にもフットボールが根付いているんだなって感じるよ。スタジアムはいつも満員だしね。チャントや雰囲気は最高。毎週チャンピオンズリーグでプレーしているみたいだ。」

「俺はリヨンの選手としてアンフィールドでプレーしたことがあるけど、敵陣にいるときとは前ｚ年違うよ。赤いユニフォームを着て、"You'll Never Walk Alone"を聞けるなんて最高の人生だ。あの歌は世界中で知られてる。子供のころからすごいなって思ってた。試合を観て、素敵だなって思ってた。それがいつしか選手として聞けるなんて夢にも思ってなかった。本当にあんなに感動したのは初めて。夢を信じて頑張ってきたこれまでを思い出したよ。今リバプールでプレーできて本当に幸せ。」

シソコは週末にナポリでローマ戦を観戦していたことから、イタリアへの移籍の噂が立ち始めた。