2014-12-26

適応できなければ出番はない

Getty Images
停止処分を終え、バーンリー戦でチームに復帰するとみられているマリオ・バロテッリについて、攻撃的にプレスをかける試合に適応できなければ出番はない、とロジャーズが警告した。

「チームがベンチから彼を必要とするときには、彼はそういう試合の流れにきちんと適応する必要がある。それはマリオだけではなく、選手皆そうだ。先発でも途中交代でもしっかり準備ができていないとダメだ。我々が一番いいプレーができているのが、攻撃的な時だ。」

バロテッリは最近の3-4-3のシステムには合わない。本当にアンフィールドで活躍ができるのか。

「これまでの彼を観ていて彼のプレースタイルとは違うのはわかるはずだ。彼の真の力はまだ見れていない。これまでの彼を観ているとボックス周辺でのプレーのほうが上手い。激しくプレスをかける試合は彼のスタイルではない。だが選手それぞれの長所や能力を引き出だせるようにしていく。彼がチームに入れる状態であるということが一番大事だ。ファビオ・ボリーニが出れない状況だと余計にね。」

結果は伴っていないが、少しづつパフォーマンスには改善が見える。

「まずはしっかりパフォーマンスを安定させる必要があった。長い目で見れば目指す順位には届かない。選手たちもそれは分かってやっている。昨シーズンの優勝争いをしたときほどポイントは獲得できない。だから今は我々のテンポと流れを取り戻せるように解決策を模索しているところだ。トップエンドでかなりのプレスをかけにいくというのがチームのプレースタイルのカギだ。それが選手たちが少しづつできるようになってきているから、それを続けられればパフォーマンスは上がると思う。」

「ここまで相当な仕事をしている。システムを当てはめただけじゃない。選手たちの能力を最大限引き出して、我々の目指すプレーができるよう思考にも時間をかけた。ここ3試合はその目指すレベルに近いプレーができている。それを続けたい。ハードワークが必要だ。新たに来た選手たちがクラブのプレースタイルに慣れ始めてきている。ここからパフォーマンスはもっと良くなっていくはずだ。」

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