2014-12-19

ジェラードからスターリングへ:サインしてくれ


マンチェスター・ユナイテッド戦でチャンスを逃し非難を受けたラヒーム・スターリングが、気合いの丸刈りで登場しボーンマス戦でストライカーとしてプレーし2得点の大活躍。調子のふるわないチームで際立つ20歳にキャプテンも大絶賛。

「ヘアカットのおかげだろ?髪を切ったおかげでゴールが決まったのさ(笑)。彼が来たときには誰も気づかなかったよ。あの髪型でさらに10歳若く見える。」

「彼は見ていても、一緒にプレーしていてもワクワクする選手だ。それだけ素早い。前を見れば彼が何かしら選択肢をくれる。俺はリバプールのキャリアで、トーレスやオーウェンのようにそういう選択肢をくれる選手がいるときに活躍してきた。ミッドフィルダーとして、前を見た時に背後から走り込めるストライカーがいてくれるというのは最高だ。このまま彼が活躍を続けてくれればチームの幅が広がって、もっとチャンスを作ることができる。」

ブレンダン・ロジャーズやジェイミー・レドナップが試合後、“ストライカーとしてプレーできる力を持っている”と絶賛し、バロテッリ、ボリーニ、ランバートを抜きストライカー部門のファーストチョイスとなっている。キャプテンも賛同した。

「ラヒームならフロントのどこでもプレーできると思う。彼はそれくらい賢い選手。それだけの知性を引き出しに持っていれば超一流の選手になれる。週末のユナイテッド戦の後でかなり非難を受けていたけど彼のパフォーマンス自体は素晴らしかった。欠けていたのはフィニッシュだけだ。それがボーンマス戦では決まった。さらに彼がイングランド人で一流の選手になってくれるというのは俺たちみんなにとって嬉しいことさ。」

スターリングとは新たな契約がまだまとまっていないが、ジェラードはサインしてほしいと呼び掛けた。

 「彼は学び続けて、欲を持ち続けなくてはいけない。ラヒームにはリバプールと新たな契約をしてもらいたい。ここは今後の彼にとって最高のクラブだと思う。毎週プレーできるし、ファンにも愛されている。ここで成長して超一流になれる。きちんとしたアドバイスをしてくれる人々が彼の周りにいることを願う。彼はリバプールにいるべき選手だから。」

昨シーズンとは対照的になっている今シーズンを“ローラーコースター”のようと表現するジェラードは、個々よりチームとして苦しんでいる現状を明かした。

「自分がいいプレーをしていない時は自分でわかる。ここの選手は皆そうだ。でもチームとして苦しんでいる。チームプレーができていないからパフォ―マンスができない。それで最近はタフな日々が続いている。だけど戦い続けて、パフォーマンスを上げて、気合いを入れて、全力を尽くせば、良い日は遠くないはずだ。」

トップ4には届くのだろうか。

 「難しい質問だ。達成するのは難しいだろう。ルイス・スアレスを失ったとき、そして最近ダニエル・スタリッジが再負傷した時点でトップ4は厳しくなるとわかってた。特にプレミアリーグのトップ4はどんどん厳しい戦いになっている。俺たちは最後まで戦い続ける。世間の非難は俺たちにはコントロールできない。コントロールできるのはお互いがパフォーマンスできるように助け合うこと。」


Independent

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