2016-02-17

クロップが選んだマティプ


シャルケ04からDFジョエル・マティプを夏に獲得することが決定し、ユルゲン・クロップは有望なセンターバックをフリーで獲得できたことを喜んだ。移籍委員会の推薦ではなく、自ら獲得を望んだ選手だったと強調した。

「私が選んだ。彼はとても高い能力を持つセンターバックだ。そうでなければシャルケで6年もレギュラーとして活躍はできない。もしこれが1、2、3年前でまだシャルケと契約中だったら、移籍する準備はできていなかっただろう。でも今の彼の考えを私は見抜いていたんだ。2000年からずっとシャルケにいる彼が何か全く新しいことにチャレンジしたいと考えていることを私は知っていた。これは我々のチャンスだった。私が彼を知っているということがあってリバプールに決めたのは偶然ではないよ。」

「楽な選択だった。彼は24歳でブンデスリーガで200試合以上プレーしていて、チャンピオンズリーグでもヨーロッパリーグでも経験がある。2011年にはドイツ国内カップを制覇している。198cmと長身だが、柔軟性があり素早い。ヘディングが得意でワンシーズン4~5ゴール決めている。ゲームの立ち上げ方も上手い。」

「イングランドでは移籍金を支払わずして選手を獲得するのは非常に難しいが、フリーだからダメなんてことはない。もし彼がまだドイツで契約があったら、ほかのクラブはどれだけ支払ってるか。それが彼の価値となる。実際多くのクラブが興味を示していた。彼ほどの選手が契約がないとなるとそりゃ競争は激しい。」

「シャルケはイングランドではあまり知られていないようだが、ビッグクラブだ。4~5年連続でチャンピオンズリーグに出場しているし、彼を残留させるために大きなオファーを提示していた。ドイツで彼のような選手を獲得できるクラブは4つだろう。ライバルだからありえないがボルシア・ドルトムント、当然バイエルン、レヴァークーゼン、あとヴォルフスブルクかな。それ以外のクラブへの移籍は絶対無理だから、彼は海外移籍を視野に入れていた。早めに動いてよかったよ。彼を知らない人はYouTubeを観なさい。」

マティプは7月1日にチームに合流予定。

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