ユルゲン・クロップはいつまでたってもフィットしないダニエル・スタリッジにしびれを切らしてしまったか。クラブ在籍期間54.8%は出れずにいるスタリッジ。今スタリッジはどうなっているのか、毎日尋ねられるクロップは、復帰目途は全く立っていないと明かした。
「ダニエルは明日もレスター戦もプレーできない。そのあとはまだわからない。彼はトレーニングを続けている。良い時もあれば、1つ2つ問題が出て良くない時もある。ここ数週間でさまざまなセッションをこなしているが、合間合間で調子を維持できず邪魔が入る。試合に出るためには練習で強度を維持させなければいけない。彼の負傷暦を見れば、それが偶然ではないことがわかる。あれだけしょっちゅうケガをしているということは何かがおかしいってことだ。」
「彼の能力は私より君たち(報道陣)のほうがよくご存じだろう。彼のプレーは観たことがあるし、練習でも何度も見ているが、彼の能力に疑いの余地はない。だが私が考えるべきはそれだけではない。ここで選手の将来について考えたりはしないが、ダニエルについてはまずフィットネスをしっかり鍛える必要がある。とても優秀な選手だが、今は試合には出られない。」
スタリッジが10日連続で練習ができるまで試合には出さないとクロップが宣言していることに対し、英紙Daily Mirrorのチーフエディターであるジョン・クロス氏は、クロップのスタリッジの扱いは厳しすぎると同選手に同情した。
「クロップの発言からは彼がスタリッジにしびれを切らしているのがわかる。この流れの繰り返しでもう上手くいかないということだと思う。クロップは厳しすぎる。私がダニエル・スタリッジだったら『リバプールに俺の未来はないのか?』って思ってしまうよ。ケガはケガ。深刻なケガを克服すれば、その後に反応が出る。スタリッジがハムストリングを痛めたのは長期離脱の反動からだ。彼には同情してしまうよ。」
Sunday Expressのジョン・リチャードソン氏は、クロップの堪忍袋の緒は切れかけており、リバプールはスタリッジを放出すると予想する。
「リバプールはスタリッジを売る。クロップのプランにスタリッジはいない。それを変えられるかどうかはスタリッジ次第だ。彼が一流の選手だということは誰もが知っている。元選手たちに聞いても誰もこの状況を理解できずにいる。」
「痛みの感じ方は選手によって違うから、そこを叩くようなことはしない。彼はその痛みの限界が低いんだが、もっと自分を奮い立たせてプレーすべき時がある。目の前に素晴らしいチャンスが待っていて、夏にはEUROも控えている。試合に出ていないようではEUROにも出れなくなる。負傷しているときは仕方ないが、体の痛みならプレーしなければいけない時がある。それがプロの選手の人生ってものだ。」
「スタリッジにはそれをしようという気がない。クラブ内部に情報を聞くと、ユルゲン・クロップはスタリッジの状況にかなりの不満を持っていて、スタリッジは来季のプランにいないらしい。クロップはスタリッジを信頼していない。」
クラブでプレーせずとも、イングランド代表では出番が来るかもしれない。
「ロイ・ホジソンはスタリッジとウィルシャーに関しては特別枠に入れる気がする。スタリッジは今の代表では圧倒的に優れた天性を持つセンターフォワードだし、ウィルシャーにも時間を与えると思う。どこまで待つかはわからないが、この二人はできるだけの時間の猶予を与えるべき選手たちだ。」
元選手のフィル・トンプソンは、離脱が続くスタリッジ中心のチームは作れないという。
「スタリッジ中心のチームを作ることはできない。彼の中心の攻撃ラインを作ることさえもできない。彼のような選手と前進することを描くのは無理だ。オーナーらは彼のプレー時間、年齢をみて、どれだけの額で売れるだろうと考えてると思う。でも私は彼にあとワンシーズン与えたい。もし彼がEUROに出てプレーし、フルでプレシーズンを過ごせたら、それから決めてもいいんじゃないか。」
Source: Sky Sports, Mirror
元選手のフィル・トンプソンは、離脱が続くスタリッジ中心のチームは作れないという。
「スタリッジ中心のチームを作ることはできない。彼の中心の攻撃ラインを作ることさえもできない。彼のような選手と前進することを描くのは無理だ。オーナーらは彼のプレー時間、年齢をみて、どれだけの額で売れるだろうと考えてると思う。でも私は彼にあとワンシーズン与えたい。もし彼がEUROに出てプレーし、フルでプレシーズンを過ごせたら、それから決めてもいいんじゃないか。」
Source: Sky Sports, Mirror
3 件のコメント:
来シーズンはベンテケを起点にしたフィルミーノorイングスとの2トップを期待してます?
厳しいって…むしろ甘いと思うんですが
チェルシー時代も怪我多かったんですかね?
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