2016-02-23

トゥーレ残留諦めない


ファンからもチームメイトからも愛される世界一のナイスガイDFコロ・トゥーレ(34)は、今シーズン限りでクラブとの契約が満期となる。シャルケ所属DFジョエル・マティプ(24)の加入が決まり、トゥーレの退団が囁かれている。負傷選手続出で出場機会が巡ってきたトゥーレは、リバプールに残留できるようなパフォーマンスをしたいと胸の内を明かした。

「まだクラブには何も言われていない。今はとにかくリバプールFCでの一瞬一瞬を楽しんでる。俺はファイターだ。未来のことは一番重要なことじゃない。一番重要なのは今この瞬間。今チームに入ってプレーできてるし、チームの一員だってことを示してる。」

「他人のいう事なんてどうでもいい。今このクラブにいられてとても幸せだし、100%尽くすだけだ。良いパフォーマンスをすることで人の心を変えられることはあるし、そうすることが俺にとって今のチャレンジさ。試合でまだ一流の選手だってことを証明するチャンスがあるし、最後まで諦めず戦うよ。」

「34歳でイングランド最高のクラブのひとつでプレーしてる。ファンに愛されてるし、俺がプレーしていないときでも俺のチャントを歌ってくれる。本当に特別なことだし、ファンのために最後まで闘い抜きたい。この年になるとどの試合もとても重要になってくるんだ(笑)。今の自分のパフォーマンスには満足してる。リバプールのユニフォームを着るたび、全力を尽くしている。リバプールは本当に最高のクラブ。新しい監督が来て、これからが楽しみ。自分の未来はまだ考えたくない。まだ来季のオファーはもらっていないけど、今の状態をキープして、プレーできれば、ドアは開けると信じてる。」

コロがプレーし、チームの連続無失点を守った。日曜日のキャピタルワンカップ決勝戦ではデヤン・ロヴレンとママドゥ・サコーとポジションを争うことになりそうだが、ヨーロッパリーグの勝利が先決だと強調した。

「木曜日の試合にでてパフォーマンスができない選手には日曜日に出番はない。チームには多く選手がいるし、プレーする選手を決めるのは監督だ。誰がプレーするにせよ、木曜日に勝って、それからウェンブリーでの決勝戦に行かなければいけない。勝てば疲れなんて吹っ飛ぶさ。」

「ファーストレグはタフな試合だったけど、それは想定内。とても相手チームがまとまって、規律を守ってた。前半の俺たちはゲームに入り切れなかったけど、後半かなり改善した。ハーフタイムに監督にははっきり言われた。スタートが良くなかったし、前半のプレーに満足できてない、待ちすぎだって。後半はそこを改善できたから、アンフィールドでも後半のようにしないといけない。アウクスブルクの良さはもうわかったし、相手への敬意はしっかり持ってる。」

「一試合づつ考えていかなくてはいけないから今一番重要な試合は次の試合。今はウェンブリーのことを考えていられない。ホームでファンの前でプレーするわけだから、勝って進出を決めないといけない。決勝のことを考えるのはそれからだ。」

Liverpool Echo

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