2016-02-03

敗因は判断ミス


プレミアリーグ第24節、リバプールはFAカップから8選手を入れ替えて、首位に立つレスターのキングスパワースタジアムに乗り込んだ。結果0-2で完敗。前半はお互いにチャンスを作り、試合は均衡した展開で前半はスコアレスでハーフタイムを迎えた。しかし60分、レッズはリーグ現得点王ジェイミー・ヴァーディに強烈なドライブシュートを決められ先制点を許してしまう。さらに71分には岡崎のシュートのこぼれ球をヴァーディは逃さず追加点を決める。結局レッズは90分間ゴールネットを揺らすことはできず、そのまま試合は終了。

ユルゲン・クロップは、満足できる部分はあったのもの、意思決定力不足が招いた敗戦を嘆いた。

「ヴァーディの月間ベストゴールを目の当りにすることができた。だが自分がその相手チームの監督となれば素敵だね~では済まない。彼が試合を変えた。ワールドクラスのゴールだったよ。我々の戦術は良かったと思う。相手の守備の仕方もわかっていたから、今日は積極的に前に出た。」

「レスターは高い位置からプレッシングをするチームだから、ウィングを使って攻撃をしなければいけなかった。時間もボールもボックス内でのチャンスもあったが、意思決定が間違ってる事が多かった。試合時間が経つほど冷静さを失ったか、意思決定がどんどん鈍くなった。それが敗因だ。ゴール前にボールを入れられてもシュートができず、1秒後にはヴァ―ディに35ヤードからシュートを打たれて失点。今日の試合を象徴するシーンだった。」

Jürgen Klopp bemoaned Liverpool's poor decision-making
「私は今気分が悪いよ。負けたことは認めるしかないから仕方ないが、これだけ判断ミスがなければ勝てていた試合だったからだ。勝てる試合なら勝たなければいけない。それが今日できなかった。私が落ち着くまでちょっと時間が必要だ。力はしっかり入ってたし、いい場面もたくさんあった。今日の問題は走行が足らなかったとか集中力に欠けるとかではなく、いい位置にあるボールに対して間違った判断をしたこと。シュートすべきところでパスをしたり、パスすべきところでシュートを打ってしまった。」

最高のシーズンを維持し続けるレスターとヴァーディへの称賛を惜しまなかった。

「ジェイミー・ヴァーディやレスターのように勢いがあるとこういうことは起きる。そういうチームを相手にするとなると運も必要だが、今日の我々は非常に良かった。こういうチームとの対戦でいい試合をするには勇敢さが必要になる。レスターとヴァ―ディにとって最高のシーズンになってる。チームそのポイントすべてに値するし、ヴァ―ディもこれまで決めたゴールすべてに値する。正直私も拍手をしそうになったが、負けて気分が悪すぎてできなかったよ。」

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今日よかった?
クロップさん引き出しが少ないから怪我人の復帰しか期待できないな

匿名 さんのコメント...

どういう引き出しがあればこの試合は好転したかな?
優れたドリブルを持つ選手もいないしパスの上手い選手もほとんどいない決定力もないし判断力もない選手ばかりなのにその多彩な引き出しを実行できるかな?

匿名 さんのコメント...

そもそもレスターは相当強い。