2016-02-01

レヴァンドフスキ:クロップはプレミアに合ってる


ロベルト・レヴァンドフスキは、ユルゲン・クロップが無名から一流の選手に育て上げた選手の一人。レヴァンドフスキは、Daily Mailのインタビューで、5-4のノリッチ戦の劇的勝利でメガネを壊した恩師を思い出し、微笑んだ。

「めがねについては、ドルトムントでも全く同じことがあった。決勝点が決まった時の彼の感情の高ぶりといったらすごかったね。リバプールの選手たちが彼のもとで楽しんでいるのがよくわかる。1、2試合見たけど、セレブレーションをみていればチーム団結力がみてとれる。彼はいつだってチームのために立ち向かってくれる、選手たちにとっては父親のような存在さ。リバプールファンが精一杯応援すれば彼はその声に応えてくれる。彼はそういうタイプのコーチだ。クロップはとても優秀なコーチだし、イングランドのサッカーに合ってる。」

ドルトムントに移籍した当時、センターフォワードだったレヴァンドフスキを、クロップは9番ではなくトップ下の10番役として起用した。レヴァンドフスキはあの経験がさらに成長させてくれたと振り返る。

「あの当時は腹が立ってたよ。ずっと9番でプレーしてきた俺がなんで10番のポジションでプレーしなきゃいけないんだって。結局シーズンずっとトップ下でプレーした。でも翌年になってなぜそのポジションでプレーさせられたかがわかった。自分のレベルが上がってることに気づいたんだ。多くを学んだし、10番としてプレーすることでさらに選手として成長できた。最初はクロップに腹が立ったけど、1年後には自分が違うタイプの選手になっていることに気づいてその理由がわかった。その前までは典型的なセンターフォーワードだったけど、あのあとはチーム全体のクオリティが上がったんだ。」

「最初の半年は多くを学んで、自分の力を証明しなくちゃいけなかったけど、そのあとも彼からはいろんなことを学び続けることができた。ドルトムントへの移籍は正解だったって確信したよ。クロップと4年間過ごすことができたのは理想的だった。とても楽しい時間を過ごせたよ。」

いつも笑顔が絶えないクロップだが、笑ってばかりではない。父親的存在として、叱るべきときには叱る。

「今日一緒に爆笑しても、次の日練習でミスでもすれば、めちゃくちゃ叱られたりする。彼は友達でいるべき時、ボスでいるべき時をわきまえている。そこは彼の長所のひとつだ。」


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