2016-03-15

エアCEO退任へ


クラブは、最高経営責任者のイアン・エア(52)が2017年5月をもって退任することを発表した。生涯リバプールサポーターであるエア氏は、07年にコマーシャルダイレクターとしてリバプールFCに入社、09年にクラブ理事に、2011年に常務取締役(MD)、翌年CEOに就任し長年クラブを引率した。FSGは契約延長を、求めたが、本人が現契約が満期となる2017年5月での退任の意向を明らかにしたという。後任は"近い将来"適材を探し、任命したいとしている。ヒックス&ジレット元オーナーの下で経営難をFSG現オーナー会社とともに立て直し、長年クラブを支えてきたエア氏は最後までリーダーシップを示したいとコメント。

「リバプールFCのCEOであることが私のキャリアで最も光栄な役であったならば、その役を退任するという決断は、最も難しい決断であった。この偉大なクラブを引率するという栄誉には多大な責任とチャレンジが伴うが、私は喜んで取り組み、CEOとして成し遂げたことを誇りに思っている。来シーズン終了後に、フレッシュな情熱と気迫を持ってチャレンジとチャンスに挑んでくれる新たなCEOにバトンを渡すのが適期だと思った。新CEOはこの世界で最も素晴らしいオーナーグループと最高のスタッフに支えられることになる。」

「アンフィールドの陰で育った私が、生涯応援してきたクラブに奉仕することができたというのはたいへんな名誉であった。私が下したすべての決断の裏には、偉大なクラブの長期安定と繁栄のためという原則が常にあった。CEOとしての残り15ヵ月間で、FSG、ユルゲン、選手たち、そして最高リバプールのスタッフたちに戦略的リーダーシップを示し続け、スムーズな移行を行っていきたい。」

 2010年のクラブ買収後から同氏を高く評価してきた現オーナーFSGは、感謝する声明を出した。

「彼のリーダーシップのもとリバプールは経営破たん寸前のクラブから、現在の強力な経済力と健全な運営ができるクラブに大変身した。イアンは、献身的で、誠実、かつ情熱的にクラブの長期利益のため全力を尽してくれている。これは我々のオーナーとしての価値観に合致しており、彼がクラブのために個人的な犠牲を払ってくれたことにも大いに感謝している。」

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

クラブとして一番辛い時期を支えてくれた人ですね。残り一年強、 リバプールの為によろしくお願いします!

匿名 さんのコメント...

リバプールは、イアン・エヤーが2017年5月の末に最高責任者としての彼の役割から退くことになると発表しました。って書き方だったけど、役職から退くだけでLFCの別のポジションに移るということですかね?それともLFC自体を辞めるという事ですかね?