2016-03-18

ユナイテッド制し8強入り


Manchester United 1 (Martial 32 PK)
Liverpool 1 (Coutinho 45')

UEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16第2戦がオールドトラフォードで行われ、ヨーロッパリーグ史上最多観客動員数となる75,180人が欧州でのライバル対決を観戦した。リバプールは敵地で1-1のドローで終え、合計3-1で準々決勝進出を決めた。

前半32分、アントニ・マルティアルの先制PKで冷や汗をかいたレッズだったが、前半終了間際にフィリペ・コウチーニョの見事なゴールで同点に追いつく。その後ゴールは許さず、そのままドローに持ち込んだ。欧州の舞台で宿敵マンチェスター・ユナイテッドを退け、ヨーロッパリーグで6年ぶりに準々決勝へ勝ち上がった。ファーストレグより改善されたユナイテッド陣にボールを持たれたが、ほぼ想定内だったとクロップが振り返った。

「ユナイテッドが何かしらのリアクションをみせてくることは予想していた。第一戦よりかなり激しい対決になった。前半はセカンドボールを多くに苦しめられた。セカンドボールの取り合いで70/30くらいで負けていたと思う。ボールを取れた時には、しっかり時間をかけ、非常に良いチャンスを作り出すことができた。」

「ユナイテッドはかなり攻撃的にプレーしようとしていて、良いプレーをしていたが、我々は良いチャンスを作ったから、なんだかリバプールVSデ・ヘアというような感じだった。最後まで激しい争いで選手たちにとって楽な試合ではなかった。チームを誇りに思う。またもやダビド・デヘアが活躍する夜になった。」


試合を決めたのは相手にペースを掴まれる前の"リトルマジシャン"の完璧なマジカルゴールだった。

「フィルの天才が見えた瞬間だった。最高の瞬間だったし、あのゴールが試合を決めた。今日の彼は良いチャンスがいっぱいあったし、あのゴールの前にもビッグチャンスがあった。予想を超えた華麗さだった。完璧なゴールだったよ。」

ベスト8進出で、スパーズを楽々退けた古巣ドルトムント対決する可能性も。古巣との対決は決勝まで取っておきたいようだ。

「次のラウンドでドルトムントと対戦?嫌だ!次のラウンドで最強のチームと対決をしたいわけないじゃないか。私はそんなにバカじゃないよ。でももしそうなったら、当然勝ちに行く。どのみちここから先は楽な試合なんてないからしっかり準備しておかないといけない。私の友人らが皆、我々との対戦を望んでいるが、バーゼルでの対決を望んでる。」

ルイ・ファン・ハールは、チャンスを作りながら決めきれなかったことを悔やみ、コウチーニョのゴールでチームが沈んだとゴールを称えた。

「十分な数のチャンスは作っただけにとても残念だ。こういう攻撃スタイルでいけば、リバプールにカウンターのチャンスがあるということもわかっていた。前半終了間際のあの失点がなかったら、後半華麗な45分が展開できたかもしれないが、ハーフタイムに皆落ち込んでしまった。3点を覆すのはとても大変だ。あの失点がなかったら、可能だったかもしれない。失点はGKのせいじゃない。あれはコウチーニョを称えるべきゴールだ。素晴らしいゴールだったよ。」

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