2016-03-08

ベンテケ:移籍考えたことない


クリスタル・パレス戦で劇的逆転勝利を決めたペナルティキックは、ベンテケにとって14試合ぶりのゴールとなった。6試合先発出場なし、ユルゲン・クロップのストライカーランクで下位のベンテケは、1月にも移籍が囁かれていた。だがベルギー紙HLNの取材に対し、リバプールでのキャリアを諦めていないと決意を語った。

「厳しい状況だけど、そういう状況にも耐える準備はしていないといけない。キャリアでは、常にいいことばかりじゃない。厳しい時期というのは誰だって必ずある。真の戦士、強い男というのは、一番厳しい状況の時こそ立ち上がれる奴だ。そこに背を向けてはいけない。1秒でも1分でも5分でも30分でも、俺は監督がくれるひとつひとつのチャンスを掴まなければいけないんだ。」

「俺にはこの厳しい時期を乗り越えてやるという目標と決意がある。簡単に諦めたりしない。最後まで闘う。1月の移籍を考えたことはない。リバプールを出たいと思ったことはない。」

その与えられたチャンスをしっかり掴んだ日曜日。ペナルティキッカーは自ら志願した。

「レフがペナルティを差したとき、すぐに俺に任せてくれと言った。俺がやるしかないと思ったし、自分のなかでは決まるって自信があった。チームに貢献できて嬉しい。本当にチーム全員が頑張ったし、攻撃ではディヴォックがよくやってた。相手は少し疲れてたから、俺にはちょっと楽な状況になってた。これからもっと多くのゴールを決めたい。でもチームの勝利が何より大事さ。連勝できて嬉しい。また気持ちを切り替えてしっかり集中したい。木曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦は非常に大事な試合だ。ヨーロッパリーグでもいい結果を出したい。」

ジェイミー・レドナップは、クロップ好みでないベンテケだが、彼のゴールがなければ今頃レッズはボトムハーフにいたといい、チームに貴重な選手であると提言した。

「クリスティアン・ベンテケにとって今季はタフなシーズンになっている。ユルゲン・クロップは明らかに彼を気に入ってないが、価値あるゴールを決め続けてくれるのであれば文句は言えないだろう。これで今季ベンテケのゴールは9ポイントの価値がある。この9ポイントがなければ今頃リバプールは14位だ。彼は良い選手だが、クロップのスタイルには合わないのかもしれない。まだクロップのスタイルが何なのかよくわからないが、それは来シーズン見れるだろう。もしもクロップがベンテケを売るというなら、価値あるゴールをもたらす彼の価値は下がっていない。」

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

戦術に合わないのならあのサラリー払ってまでは残す価値はないでしょうね 来シーズンはイングスも復帰だし、フォワードは過多
残されたチャンスでクロップのやり方に適合出来ることを示す以外に道はない
残念ながらパレス戦のポジショニングではだめだと思いますので、もう数皮むけれるかですね