2016-03-17

落ちるとこまで落ちたロヴレン


£2000万というセンターバックとしてはクラブ史上最高額となる値札をつけてサウサンプトンからリバプールにやってきたデヤン・ロヴレン。しかしミスを繰り返し、マスコミやファンに叩かれ、結局ポジションを失うことに。落ちるとこまで落ちたロヴレンは、監督が交代し、移籍から1年半でようやく光が見えてきたとExpressに明かした。

「去年、俺はこれ以上先がないというところまで落ちた。でも自分の力を信じていたから、"ここでは成功できないかもしれない"という不安はなかった。調子が悪いときも戦い続けたいし、俺は絶対途中で諦めたりしない。たしかにあのときのデヤン・ロヴレンは£2000万の札を付け、惨めでとんでもなくダメな奴だった。でも俺は誰かのことを真の価値を知らないうちに決めつけたりしない。2年やってみて全然活躍できないようなら、お前はどこか他へ行った方がいいと言うだろう。でも本当に良い選手なら、良い選手であることは変わらないはずだ。」

「ユルゲンが自信をくれたからっていうわけじゃない。でも彼が後押ししてくれたのは確かだ。"お前は良い選手なんだから、しっかり与えられたチャンスを掴め"って。俺はそのチャンスを掴んだ。だから今もここにいる。彼は”俺は元ディフェンダーだからお前の考えてることはよくわかる"って言われるよ。小さなことが一流と二流のディフェンダーの分かれ目だ。ユルゲンは、"ボールを蹴り出すなら、しっかり蹴り出せ"とか、シンプルなアドバイスをくれたりする。」

クラブが支払った価値が見え始めた今、チームの中心選手の一人になっている。まだ学びの途中であり、クロップのもとでさらに成長したいと意気込んだ。

「今後もっと自分の力をみせられると信じているし、さらに良い選手になれる。まだベストの自分じゃない。まだ少し時間が必要だ。まだ学校で学んでいる段階。31歳のディフェンダーほどの経験もない。今の監督のもとでもっと成長し、もっと良い選手になれるように頑張ってるよ。」

 「ピッチではクラブに10年くらいいるベテランかのように声を出してるけど、周りの選手は俺がハードワークしているのを知っているからかそういうのもリスペクトしてくれているんだと思う。お互い声を出し合ってる。ピッチ上で選手たちがお互いに敬意を持つというのは大事なことだ。俺たちは家族みたいな感じ。加入した時からずっと俺はハッピーさ。」

「上手くいくときあれば、上手くいかない時もあるし、時間が必要なときだってある。いいマネージメントがあるとやっぱり違う。ユルゲンが来てから、多くのことが変わった。俺自身も変わった。彼の哲学はすごく好き。彼のプレッシングを実行するためには、試合でも練習でも常に100%戦う準備をしておかないといけない。俺は7歳までドイツで育ったから、自分のなかにそういうメンタリティがもともと少しあるのかもしれない。」

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

叩いてる人が多い中ずっと応援してきたから本当に嬉しい!

匿名 さんのコメント...

あんた漢だよ!
頑張って欲しい^ - ^

匿名 さんのコメント...

試合に臨むにあたってメンタリティの問題があったんじゃないかな
練習ではすごいCBらしいし