ジョーンズ正GK狙う

現在準GKのブラッド・ジョーンズ（３２）はリバプールのベンチに座っているだけで満足しているわけではない。新たなGKの獲得の噂が飛び交うなか、ポジションを争いたいと闘争心を示した。

「正直言って、試合前にプレーできないとわかった時点で毎試合落ち込んでいるんだ。こういうとおかしな感じに聞こえかもしれないけど、毎週そう感じてる。もうプレーできないなんて思ってやってたら練習も苦しくなると思う。俺も毎試合プレーしたいし、ピッチに立ちたい。でも状況はわかってるし、出番が来るときのために準備をしておかなくてはいけない。これまでもそうやって乗り越えてきた。」

「数シーズン前に何試合か出してもらえた時に、監督に練習で頑張っているからだって言ってもらえた。トレーニングに大きな意味があるってことを知らせてもらえてよかった。このクラブに来てみんな驚くのは、練習の厳しさなんだ。すごく激しいからね。選手たちに落ち込んでる暇なんか与えられない。そういう精神はスティービーから来るんだ。彼がトレーニング中に歩いている姿は見たことがない。彼は誰よりもハードワーカーで、キャプテンがそういう人だとみんなが手本として後につく。選手たちの成長を大きく促してくれていると思う。」

メディアで非難を浴びるチームメイトでありライバルのミニョレを弁護した。

「世間の流れにのって選手たちを非難するのはいつものこと。ゴールキーパーたちはそれを理解しているんじゃないかな。ゴールキーパーを称賛する人はあまりいない。批判するばかりであることが多い。シモンは自分の仕事に集中できるだけのメンタルの強さを持った選手だし、現状も理解している。昨シーズン素晴らしいセーブでチームの勝利に貢献してくれた彼なのに、その活躍が忘れ去られたのかこんなかたちで批判されているのは残念でならない。」

ECHO