2014-10-13

スターリング疲労訴え


イングランド代表に招集されEURO予選エストニア戦に途中出場したラヒーム・スターリングは、試合前にに疲労を訴えたため先発を外したとロイ・ホジソン監督が明かした。自ら身を引いたスターリングを非難する声も上がったが、監督は正直なスターリングを弁護した。

「軽い練習をしながら戦術の確認をしていた。練習前にラヒームがウォーミングアップをしていた時に私のもとへやってきて、“ちょっと疲れを感じる。今調子が良くないのは疲れているからだと思う。”と訴えてきた。だから私は“アダム・ララーナに出てもらって、お前は休め。ベンチから出てもらうよ。”と言った。それだけのこと。途中出場した彼は何の問題もなくプレーしてくれた。サン・マリノ戦で活躍してくれた二人のうち、一人が疲れていて、もう一人が元気いっぱいだったら元気な選手のほうを起用して、一人をベンチに置くのは当たり前のことだ。」

「逆に準備できていないのに、100%フィットしているフリをしているほうがほかの選手のチャンスも奪うことになるし、私にも失礼だと思う。ララーナはいいプレーをしてた。なか2日しかなかったから疲れが残っていてもおかしくない。ラヒームはまだ疲れが取れていなかった。それだけのこと。特にポジション争いの激しい代表だとよくあることだろう。ベストな状態でないと選手が感じているならそれを理解すべきだと思う。」

19歳で大きな期待を背負うスターリングには、期待が重くなりすぎているのかも。

「若くしてリバプールのトップチームに入り大活躍し、ワールドカップに出場し活躍すれば世間の期待は高まるばかりだ。19歳の若造ならそのほかにもいろいろ考えたりすることがある。トレーニングで足を休ませればいいというような単純な問題ではない。頭のなかでもあれこれ考えることがある。彼は常にしっかり集中している選手だから、リバプールのシーズン開幕が上手くいっていないということが影響しているのかもしれないが、わたしにはわからん。」

スターリングは、ジョーダン・ヘンダーソンに代わり64分から途中出場した。チームは1-0で勝利。

Telegraph

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