2014-10-25

キャラガー:マリオは来年いない


レアル・マドリード戦をアンフィールドで観戦したジェイミー・キャラガー。守備とマリオ・バロテッリに対する意見は何ら変わっていない。

「バロテッリについての意見は変えられない。リバプールでの貢献には関係ない。マン・シティやACミランでの彼をみていて好きになれない。正直来シーズンもリバプールにいたら俺は驚く。クラブを転々とする選手たちにはそれだけの理由がある。レアル戦の彼はこれまで最悪のプレーをしていたわけではなかったし、彼はリバプールで最悪の選手でもない。ブレンダンはもっと力強さが欲しくて彼を下げた。前半のバロテッリには監督も誰も驚いていないと思う。」

「今夜の試合では特になんにも新しいことはない。リバプールの今季のプレーを観て言えるのは、彼らは失点を止められない。ブレンダン・ロジャーズは彼の哲学を持っていて、サイドバックをワイドに前に行かせ攻撃的なスタイルを好む。それをやった昨シーズンは素晴らしかった。観ていて最もワクワクするチームだった。それが今季18試合でたった1試合しか無失点で抑えられていない。」

「毎試合失点が予想されるような状況になってしまったら、監督やコーチが動いて変えなければいけない。守備をもっと堅く。たとえプレースタイルや規律を少し変えることになるとしても、無失点で終えられるまでは、攻撃的になることを意識するより守備に重きを置くべきだ。俺がプレーしていた時にも失点を止められないときがあった。だから俺は“次の試合は得点や結果はどうでもいいから、絶対無失点に抑えよう”って言った覚えがある。」

「1-0でなんとか勝ってことも可能だが、今のリバプールは勝つためには3点も4点も決めなくては勝てない状況だ。リーグ最下位のQPR相手に3点決めてやっと勝てた。昨シーズンはルイス・スアレスがいてダニエル・スタリッジがいたからこそバック4の地獄を解放できた。それが今シーズンはない。どうせ無理だと諦めているわけじゃないが、昨シーズンのスアレスがいたときのような得点数には届かない。リバプールは100得点以上をマークしたが、今季はそれが無理なんだから、守備をもっと強化するしかない。夏に守備に£3000万を投資しておきながら、今の彼らの守備はどんどん悪くなっているように思える。」

Sky Sports

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