2015-11-29

スタリッジの放出を考える時


負傷に苛まれ、近年多くの時間を治療に費やすダニエル・スタリッジについて、ジェイミー・キャラガーはそろそろ忍耐も限界か。クラブは放出を視野に入れる時が来たとDaily Mailコラムで意見した。

ダニエルの痛みとの闘い

ダニエルがフィットして好調な時には、プレミアリーグで彼の上をいくストライカーはセルヒオ・アグエロだけ。俺はそれほどダニエルのことを高く評価している。

彼が9月にアストン・ヴィラを懲らしめたとき、これが彼の復活のスタートであって欲しいと願っていた。だがそれ以降彼が出場したのはたった1試合。そういう事実からユルゲン・クロップがダニエルは真の痛みを理解する必要があるという発言は興味深い。

ダニエルとチームメイトだった時のことを思い返すと、彼はフィジカル的にもメンタル的にも100%フィットしていないとプレーできない選手だった。プロの選手で完全に100%の状態でピッチに立つ選手はほとんどない。ちょっとの打撲や痛みは誰にでもあったりするものだ。そういうときには歯を食いしばって乗り越える。

だがダニエルの欠場の多さはリバプールにとって問題になりつつある。彼を市場に出せばマンチェスター・シティレベルのクラブが買いに出るだろう。リバプールは彼のことをあとどれだけ待てる?クラブは彼の給料分をセーブするためにも彼を移籍させることを考え始める段階に来たのかもしれない。

夏のクリスティアン・ベンテケの獲得は、オーナーや当時の監督ブレンダンのスタリッジだけに頼れないという強いメッセージだった。イングランド代表でもコンスタントに出場できるハリー・ケーンが彼のポジションを奪っている。俺はケーンの大ファンだが、完全にフィットしたスタリッジは彼の上だ。

ダニエルにとって今問題なのは、彼のイメージは得点よりも負傷のほうが強くなってしまったこと。そのイメージを覆せるのはダニエル本人だけだ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ホントにキレのある時はスアレスさえできないプレーも出来る選手だっただけになぁ...ペナルティエリアで何してるかわからんけど凄いキープとドリブルする姿をまた魅せてほしい、帰ってきてくれー

匿名 さんのコメント...

少なくともプレーと結果で、周囲を黙らせる必要はある。