2015-11-30

PKでパーフェクト勝利


アンフィールドで行われたプレミアリーグ第14節対スウォンジー・シティの一戦は、1-0でユルゲン・クロップ体制となりリーグホームゲーム初勝利。リーグ順位を6位に上げ、トップに6ポイント差にせまった。

50mphの強風に煽られ厳しい試合となり、開始から幾度かチャンスは作るも得点にはつながらず。0-0で折り返した後半62分ジョーダン・アイブのクロスが相手DFニール・テイラーの手に当たりPKを獲得すると、ジェームズ・ミルナーが冷静に決めて均衡を破った。


厳しい環境での勝利で確実にポイントを重ねている。ユルゲンは"パーフェクト"な結果に大満足。

「異常な風が吹いていて試合を常に左右していて、両サイドにとって非常にやりづらい環境だった。理想のサッカーはできていなかった。風はサッカーにとって大敵だが、我々は頑張った。この風と相手で計画通りにいかず、後半プランを変更せざるを得なかったが、結果は完璧だ。」

「選手たちはもっと良いプレーができるが、今日はパスを通すのも難しい状況だった。ベストパフォーマンスではなかったが、この風を考慮すればベストだったと言える。とてもまとまったチーム相手にいい場面を多く作ることができた。守備の観点から言えばベストパフォーマンスだったと思う。ミニョレの仕事はあまりなかった。良い守備ができたのはチーム全体にとって大きなプラスだ。我々が勝者にふさわしい。パーフェクト!」


チームにとってのプラスは結果だけではなかった。厳しい日程となる年末を控え、主力選手であるジョーダン・ヘンダーソンとダニエル・スタリッジがベンチから登場。

「リバプールファミリーにとって嬉しいニュースだ。二人の主力選手が復帰し、長い離脱を経た直後の今試合でとても良くやった。」

連敗が続くギャリー・モンクはペナルティキックのジャッジに納得がいっていないが、ジャッジを敗戦の言い訳にはしない。

「ペナルティはソフトすぎる。テイラーの肘に当たったが、彼はよそを向いていた。ハンドボールというのは意図的な場合のみのはずだが、そうでないのにラインズマンはすぐにフラッグを上げた。我々にコントロールできないジャッジのせいで負けるというのは残念でならない。チームに味方してくれないジャッジは困るが、それを言い訳にはできない。結果は私の責任だと強く受け止めている。」

Photo: Getty Images

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