2015-11-09

82分で試合終了


 

ホームで初黒星をつけたユルゲン・クロップは、集中力不足が敗因だと指摘。最大限の力を出し切れなかったチームに責任があり、しっかり次の試合に向けハードワークしていくと宣言。

「スタートが悪かった。15分からプレーし始めることができるなら、最初の1秒からできる。今日はプレーし始めるまで少し時間がかかり、スタートが遅すぎた。75分間はよい動きができていたと思う。いい場面もたくさんあったが、結果負けてしまった。敗因は特定の場面で集中力に欠けていたからだ。負けるべき試合ではなかったから残念だ。勝つ必要があった。この試合きちんとプレーできていたらとても大きな3ポイントになったと思う。でも今夜はできることすべてをみせることができず負けた。責任は我々にある。もっといいプレーができるんだから、それを試合でしなくてはいけない。勝てる力があるなら勝たなくてはいけない。それがサッカーだ。次のマンチェスター・シティ戦まで10日あるから、しっかり準備したい。」

ヨーロッパリーグからの疲労が敗因ではないと強調した。敗戦からまた学ぶことができると前向き。

「負けるのは問題じゃない。サッカーでは負けることはよくある。敗戦から学ぶべきことをしっかり学ぶことが大事だ。今夜負けて新しいことを学ぶことができる。どれだけ強く、良いパフォーマンスをするのかどうかは我々が決めることだって学んでほしい。フレッシュなのか疲れているのかも決めるのは他の誰でもない自分たちだ。」

「ルビン・カザン戦とこの試合の間でのマスコミが取り上げた話題はひとつ。『プレーしすぎではないか?』ということ。私が疲れているかどうかは私自身にしかわからないことだ。今日は全力を出し切れてなかったんだ。もっともっとできた。」

82分に相手にリードを許した時点から、アンフィールドのスタジアムには帰路に着くファンが目立った。孤独を感じたというクロップは、ファンが最後まで信じられるチームを作りたい。

「82分で試合は終わってた。振り返ったら多くのサポーターが帰って行って、あの時点で孤独を感じた。でも彼らにも去る理由があったから、仕方ない。これから試合が終わるまで何が起こるかわからないとファンが最後の最後スタジアムにいてもらえるようにしないといけない。82分から94分あれば必死になれば8ゴールは決められる。そういう姿勢をみせないといけないが、我々は今日できていなかった。だからファンも帰った。我々は82分で試合を終わらせてしまった。」

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