2014-07-23

ランバート:感傷の余地なし

King Kenny visits LFC camp in Boston
32歳にして夢の移籍を叶えたリッキー・ランバートは、予定より一週間早くプレシーズントレーニングを開始した。いつまでも夢心地ではいられない。リバプールのチームの一員として、貢献する義務がある。

「嬉しい物語だし、話してるのは楽しいけど、そういう時間はもう終わったかな。俺にとってリバプールでプレーすることがどれだけの意味を持つのかってことはみんながわかってくれているし、多くのリバプールファンはリバプール出身のスカウサーが来たってことで喜んでくれている。でも監督はリバプールの選手としてふさわしいから連れてきてくれたというのがまず第一。感情じゃない。フットボールには感傷に浸ってる余裕はない。そんなものにしがみついていたらすぐ出される。ピッチでどれだけ仕事ができるかが勝負だし、俺はそこに焦点を置いている。開幕戦に向けて、できるだけいい状態でのぞめるようにしたい。100%フィットしていたら必ず結果は出せる。」

チームの一員として評価してもらえるなら、リバプールに貢献できるなら、ベンチだって覚悟。

「今シーズンは試合が多くあるから、ブレンダンがこのクラブをレベルアップさせるためにいろいろ考えていると思う。彼がどんな役を俺に用意しているにしろ、なんでもやる。先発でもベンチでも覚悟はできてる。俺はもう32歳で、プレーしていればハッピーなんて日々は終わった。もっと大きな視野でみてる。サウサンプトンでもベンチにいると、ベンチなんて嫌だろって言われることがあったけど、そんなことはなかった。32試合は先発でプレーしていたし、そんなに多くの試合でプレーしすぎてもいけないし、チームメイトがクラブを助けてくれているというのは嬉しかった。クラブにとって最良の姿をみているのが一番いい。もちろんずっとベンチにいるのは嫌だけど、監督が評価してくれているというのがわかればなんでもする。」

サウサンプトンで長年苦労を共にしたアダム・ララーナの獲得は、リバプールにとって大きな利益だ。

「アダムからリバプールが興味を示していると聞いたときには、彼はいろんなポジションでプレーできるから、リバプールにぴったりだって思った。リバプールにっとて最高の人材じゃないかって思ったよ。俺がリバプールの選手じゃなくてもそう思うよ。まだ彼は来たばかりだけど、周囲とも上手くやっている。彼は一流の選手だから、サウサンプトンにとっては残念だけど、リバプールにとっては最高だ。サウサンプトンほど大事なクラブ相手と対戦する開幕戦はすごく感動するだろうな。」

イアン・ラッシュ、ロビー・ファウラー、フェルナンド・トーレスとクラブ史の偉大なストライカーたちが背負ってきた伝統の9番を背負う。

「自分のタイプは9番だってずっと思ってきたから、そのナンバーをリバプールでもらえるなんて最高だよ。リバプールのシャツを着れるならどの番号でも嬉しかったけど、9番をもらえるなんてすごく特別だ。」

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