2014-07-18

クラブ史最高額の補強予算


今夏既に約£5700万(約100億円)の補強をしたブレンダン・ロジャーズはチャンピオンズリーグを控えた今年は、スアレスの放出から得た金額もあり、クラブ史上初の150億円を超える補強予算が与えられている。まもなくアメリカツアーへと出かけるが、チーム層を厚くすべく補強を続ける。

「これまで獲得した選手たちはルイスが出て行ったこととは全く関係なく、その前から獲得を狙っていた。チーム層の薄さは昨年から感じていたから、チャンピオンズリーグに出場する今年はできるだけチーム層も厚くしなければと思っている。ルイスの移籍で補強予算が拡大したから、適した選手を迎え入れるつもり。だが予算があるからただ使うようなことはしない。チームを強くしてくれる選手でないとね。」

トップターゲットであったバルセロナのアレクシス・サンチェスを逃したことを認めたが、原因はクラブの意志が足りなかったわけではなく、地理的な理由によるもの。

「彼は地理的に望む場所があった。それだけで、それ以外の理由はない。多くの選手が昨年の我々をみて、リバプールへ行きたいと言ってくれている。彼を逃したのはクラブの目標が低いからというわけじゃない。彼の家族が住みたい場所がリバプールじゃなかったというだけ。彼は素晴らしいプレイヤーだし、我々のチームにぴったりだったと思う。だがそうはならなかったわけだし、この件は忘れて次だ。」

スアレスがいなくとも、昨年の得点力を失わぬようチーム力を強化させる。

「ルイスがいないときにダニエルがセンターでプレーして、実力を見せていた。彼の活躍は期待しているが、一人の選手の肩に重荷が乗るようなチームにはしない。我々の強みはチーム力だ。私が就任した頃には、なぜルイスがいつも得点ができないのか、チャンスをものにできないのかという意見があった。この2年で、チャンスを作る力も得点力も証明してきた。それはルイスの功績だけではない。101点の得点のうちルイスは31点。チーム中からゴールが生まれているし、今後は得点力をアシストしてくれる選手を獲得する。」

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