2015-12-03

6得点の大勝で準決勝進出

Deadly Reds scored 6 goals
ユルゲン・クロップ効果に限界はない。キャピタル・ワン・カップ準々決勝が敵地サウサンプトンで行われ、6−1で圧勝。ベスト4入りを決めた。過密日程のなか、選手の体調を見ながらチームとシステムを変更したクロップのチームはディヴォック・オリギのハットトリック、ダニエル・スタリッジの復帰2ゴール、期待の若手ジョーダン・アイブのゴールでゴールラッシュを生み出した。

開始1分で先制点を許すも、25分ダニエル・スタリッジが同点弾を決める。4分後にはエムレ・チャンからパスを受けたスタリッジが2点目を叩きこみ、得点力を強くアピールした。ハーフタイム直前には、こぼれ球からのモレノの強烈なシュートにオリギが微妙なタッチを加えゴール。オリギのクラブ初ゴールとなる。

後半にも勢いは衰えず。オリギが68分に追加点、直後にはアイブがモレノのクロスに合わせ華麗なゴール。この日予想外の先発ながら、マン・オブ・ザ・マッチの活躍をみせたオリギが6点目を押し込み、見事な勝利を掴んだ。

Klopp believes Liverpool can challenge for trophies this season
開始早々に失点しながらも、終わってみれば圧勝。試合とゴール劇を楽しんだユルゲン・クロップ。

「こういう試合はゴールスコアラーを称えないとね。いい試合だったがスタートが良くなかった。悪いスタートをして終わるまでにこれだけのゴールを決めて楽しめる試合にできることはなかなかない。それが今夜できたのは私のチームのおかげ。練習はするがあまりハードに練習する時間がない。練習で戦術面のトレーニングもした。戦術的な練習は選手にとってあまり楽しいものじゃないが、今日のようにシステムを変えるとなれば練習はしなくてはいけない。サッカーでは運も必要にになるが、今日の試合は練習した戦術がうまく行った。」

「ハーフタイムには珍しく"3-1だ。気を付けろ。"とチームに告げたよ。カップ戦ではしっかり試合に集中していなければいけない。スーパーゴールを決められた。いいプレーからいいアシストだったよ。後半は相手の新システムに対応しなければならなかったが、ジョーダン・アイブを入れた事でペースも出て、守備も上手くできた。それが次の2得点につながったと思う。次にこんな楽しい試合ができるのはいつになるのかな?いい試合だった。」

一方、完敗のしたロナルド・クーマン監督は、守備のミスを嘆いた。

「こんな結果になるとは思っていなかった。リバプールは素晴らしい試合をした。欠点がなく、守備も固く、いいチャンスを作って、勝利を完全にものにした。簡単に失点しすぎた。リバプールのようなトップチーム相手にあんな守備のミスをしていては負けてしまう。後半はシステムを変えて、リスクを冒した私の責任だ。スペースを与えすぎた。」

準決勝はストークとのアウェイ戦。マンチェスター・シティはエヴァートンと対戦することが決まっている。レッズは5年で3度目の決勝進出を狙う。

1 件のコメント:

machilda さんのコメント...

今回の得点はどれも素晴らしいので、
観てない方はハイライトだけでも是非!