2015-12-28

ベンテケ走る宣言

Benteke celebrates Liverpool's winner against Leicester
完勝したレスター・シティ戦。ベンチスタートとながら、重要な決勝点を決めてみせたクリスティアン・ベンテケは、クロップ就任後はロベルト・フォルミーノやディヴォック・オリギに先発を譲ることも多く、ファーストチョイスのストライカーになっていない。ベンテケは、クロップと”男同士の対話”をし、さらにハードワークすることを誓った。

「数日前に監督と、どこを改善できるか、彼が俺に何を期待しているのかを話した。とてもいい"男同士の対話"ができた。自分の成長にもチームの力にもつながるものだったと思う。俺はまだ若いし、もっと学びたいと思っている。プレーする機会が減ると、監督に求められていることや監督のニーズに応えたいと思うものだ。そういうなかで非常に役立つ会話ができた。」

クロップのプレースタイルでは走力が必要となる。ベンテケは、さらに走ることを求められていることは理解している。

「もっと走って、チームメイトたちがもっとプレーしやすいように動いていかないといけないと思う。レスター戦ではそういう監督のメッセージを理解してるってことを証明できた。これを続けていきたい。」

ブレンダン・ロジャーズ時代にクラブ史上2番目という高額移籍をしてきたが、移籍後3ヶ月で監督交代。新監督のニーズに応えることが必要とされている。

「文句は言えない。そういうことはサッカーではよくあること。楽な状況ではない。ここに来た時はブレンダンが監督だったけど、今はユルゲンに代わったわけだから、彼の求めることを理解しないと。ユルゲンは自分の成長を後押ししてくれる監督だと思ってる。彼のプレースタイルにフィットするかどうかは全く気にしていない。誰もがバルセロナみたいなプレーができるわけないけど、イングランドに来て長いから、このリーグで適応することはできる。」

「ストライカーは調子を上げるためには試合数が必要だ。もちろん毎試合スタートできたら理想だけど、リバプールは素晴らしいチームだからそんな簡単じゃない。みんなが試合に出たいわけだから、決めるのは監督。呼ばれたときにはしっかり仕事ができるよう準備しているよ。」

レスター戦後、クロップは、ミッドウィークに伝えたことを実行してくれたベンテケを称えるも、ゴール以外の面でもっと貢献してほしいと厳しく背中を押した。

「我々には彼のゴールが必要だ。彼がゴールスコアラーであることは確かだが、ゴールだけでは足りない。我々は、ゴールを決めるだけで残り89分試合に関わらないようなストライカーを置くチームじゃない。我々にはゴールを決める以外の仕事もしてくれるストライカーが必要だ。クリスティアンにはそれができる。」
  
「私がここに来た時彼は負傷していてフィットしていなかった。彼は大きな選手でもあるからフィットさせる必要がある。彼は今週良いトレーニングができていて、どんどんフィットしてきてはいた。だがこの試合のフォーメーションからオリギを起用することにした。当然迷ったよ。だがクリスティアンは途中出場でゴールを決めたというのは、彼にとっても我々にとっても良い事。これまで以上にいい状況にしてくれた。彼とは話し合いをしたから、彼は何をすべきかということはよくわかっている。途中出場でとてもいい試合をして、試合を決めた。」

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