2015-12-06

ジェラード: リーグ優勝夢じゃない


リバプールに戻り、MLSプレシーズンに備えメルウッドでの練習に参加しているスティーブン・ジェラード。8歳から過ごしたホームに戻り、楽しい時間を過ごしているとRTEのインタビューで明かした。

「すごく楽しいよ。8歳からずっとハードワークをしてきた場所だから、歓迎されて、選手たちと合同練習をして、長年知るスタッフたちと再会して、素晴らしい思い出がよみがえってくる。またその場所に戻れてすごく楽しい。」

プレミアリーグを去り、MLSへと活躍の場を移したが、まだプレミアリーグでやれるくらいの自信を持っている。

「それくらいの自信は常に持っていないといけないと思う。そのレベルで相当長くプレーしてきたし、5ヶ月前までそのレベルで俺もプレーしてた。だから今でもプレミアリーグでプレーできるくらいいい状態だと言える。もう体は3〜4日毎に同じレベルでプレーさせてはくれないのかもしれないけど、能力的には自分はまだプレミアリーグで活躍できるレベルにある。」

ユルゲン・クロップ率いるリバプールの仕事ぶりを目の当たりにしたジェラードは、選手たちがフィットしていれば、プレミアリーグ制覇も夢ではないと期待している。

「優勝を狙えるのかどうかは今後が興味深い。今のリバプールはリーグのベストパフォーマーだと思う。でもまだこれから先は長い。選手全員をフィットさせ続けられたらタイトルレースにも入れる。監督はリバプールの監督というプレッシャーをうまく対処できてる。余計なプレッシャーを与えてはいけない。チームは1試合ごとに勝利を掴みに行くということが大事だ。」

リーグ優勝に迫り、一代を築くかと思われたブレンダン・ロジャーズだったが、結果が出せなくなった末の解任は驚くことでもなかった。

「結果がすべてという世界。これまで以上に残酷に結果が物をいう時代になっている。短期だけなのか、長年いられるのかはすべて結果次第。ブレンダンは全力を尽くして、大成功する目前までいった。でも結果が出ず、チームの順位がどんどん落ちればどうなるのか、彼が誰よりわかっていたと思う。」

現役は残り1シーズンになりそうだと発言しているジェラード。次に進む道はまだ検討中だ。

「まだあらゆる可能性を残してある。BT Sportでの解説者としての役を楽しんでいるし、リバプールともFAともいい関係を保っている。MLSは今季限りになると思うから、それからどの道を進むのかを決めるよ。今後に向けていくつかの選択肢から検討しているところ。」


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