2015-12-08

ファーガソン、リバプールを警戒


ユルゲン・クロップが監督に就任に元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソンは、リバプールが再起するのではと懸念していることを認めた。自らの手でリバプールの歴代リーグタイトル数を上回ることに成功したが、クロップが就任したことで宿敵に明るい未来が見えていると出席したイベント内で明かした

「ユナイテッドにとって何より嫌なのは、リバプールが我々の上を行くことだ。それゆえ私はユルゲン・クロップがそれをしてしまうのではないかと心配だ。彼は常に満面の笑みで、素晴らしい性格の持ち主で、楽しんでやってるのがよくわかる。ニューカッスルで2点を奪われた後でも、スティーブ・マクラーレンのもとへ行き、彼を褒め称えていた。なんと素晴らしい品格だ。」

「それにドルトムントでの彼の実績はすごい。コーチングセミナーから彼のことは結構良く知っている。彼の性格、意欲、知識、存在感があれば、彼はクラブを変えていくだろう。リバプールは幸先がいい。」

サウサンプトンでの大勝後、クロップはリーグマネージャー協会からパフォーマンス・オブ・ザ・ウィークを受賞。そのパネルを務めるファーガソンから賞を手渡され、称賛の言葉をもらったことを明かしている。

「おめでとうと祝福してもらった。それ以外の言葉は秘密。これまで彼に何度も会う事ができてとても光栄に思う。彼はどんな監督にとっても手本となる人だ。彼はとてもおもしろい人だから、会うことができてとても嬉しかった。彼はサッカーの教科書そのままみたいな人だよ。そんな人と時間を過ごすことができて楽しかった。」

クロップが模範としているファーガソンの若いバージョンがスティーブン・ジェラードだという。

「スティーブン・ジェラードが彼の若いバージョンだ。そんな彼が今チームにいてくれて嬉しい。クラブでスティーブン・ジェラードくらい頑張れば、どんな可能性も開けてくるんだって選手たちに示すことができる。」

0 件のコメント: