2015-12-22

メルウッドのスパイは誰だ

4.5mの壁に8mバックネットを設置したメルウッド Photo by James Maloney

非公開であるはずのメルウッドの練習から、試合前日に先発メンバーなど試合の機密情報が漏れ続けている。この原因について、クラブはメルウッドの内部に犯人がいるとみており、調査に乗り出すとECHOが報じた。

メルウッドでは、練習の非公開を徹底すべく今年10月から高さ4.5mの大型の壁を導入した。これまで、練習が非公開ながら公式発表前に試合の先発メンバーが外部に漏れるという問題が起きており、ブレンダン・ロジャーズがクラブにプライバシーを守る設備を整えるよう訴えていた。多くのプレミアリーグのクラブの練習場は、誰に覗かれることのないプライベートが徹底された設備を持っているが、リバプールにはない。

ロジャーズは、あらゆる手を使って練習場の壁を登り、練習の様子を除くサポーターから漏れていると指摘。また周囲の家からも覗くことができる状況だった。これを受けクラブは1月市議会に対し新たな壁を敷く工事許可を求め、4月に受け入れられ、10月に完成。ユルゲン・クロップになり、完全非公開が守られるはずだったが、試合前日に情報がソーシャルメディアで流されることが未だに起きていることから、クラブはファンの仕業ではなく、内部にスパイがいるという見方を強めている。

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