2015-12-15

ミニョレを統計から評価


まもなくリバプールと契約を延長し、今後もレッズのゴールマウスを守ることになろうシモン・ミニョレ。移籍後通算100試合以上に出場しているが、WBA戦で大きなミスを犯すなど、未だ安定しないミニョレへの契約オファーは批判を呼んでいる。サンダーランドからリバプールに加入した2013/14シーズン以降のプレミアリーグでのミニョレの統計からSky SportsWho Scored.com(フットボール統計サイト)と組み分析した。

ミス
ミニョレがリバプールに加入して以降、彼以上にミスをしている選手はいない。キーパーにとって嫌な統計だが、ミニョレのクロス対応のミスから失点し、プレミアリーグで相手にゴールを与える致命的ミスは8度目。

クリーンシート
無失点記録に関しては、ミニョレの28試合無失点という数値はリーグベスト。2013/14シーズン以降、彼の上を行くのはジョー・ハートだけ。この数字は以前のマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアの記録に並ぶ。

失点
ミニョレは無失点に抑えられないとき、大量に失点する。彼がリバプールに加入して以後、彼以上に失点するキーパーは、順位表の下に沈むアストンヴィラのブラッド・グザンとニューカッスルのティム・クルルだけ。112本の失点はすべてミニョレだけを責められないが、この数字はリーグの一流のキーパーには到底肩を並べられない。デ・ヘアより23、ハートより36失点が多い。

セーブ成功率
ミニョレのセーブ成功率はせいぜい中流。過去3シーズン、彼に向けられたシュートのセーブ率は平均67.6%。2013/14シーズン以降、プレミアリーグで20試合以上出場したゴールキーパー31選手中18位。

クロス
ミニョレのクロス対応力は大問題。ミニョレはリバプールに加入してから80回もパンチしており、リーグ随一のパンチ力。ボールをパンチするのは別に悪いことではないが、クロスをキャッチすることが苦手ということかもしれない。ミニョレはクロスをキャッチする数より多くのパンチをしている唯一のキーパーである。ほとんどのキーパーがクロスキャッチの半数以下の数しかパンチをしていない。

総合評価
WhoScoredの統計ベースの10点満点評価でミニョレの評価は6.66。31選手中22位。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

全然ダメじゃないですか!!

匿名 さんのコメント...

ミニョレを悪い所が浮き彫りになるように、データ分析してるような気がするけど。。。

とはいえWBA戦で、スタジアムのレッズファンからブーイング?されてたのは気になりますね。