2015-12-11

グループ首位通過に監督大満足

Starting eleven against FC Sion
リバプールがUEFAヨーロッパリーグ・グループB最終節シオン戦で勝ち点1を獲得し、グループ首位通過を決めた。スイスの氷点下0度という厳しい寒さのなかでプレーした両チーム。ホームのシオンはボールをリバプールに持たせて守りを固め、レッズはヘビーメタルフットボールは展開できなかった。しかし凍ったピッチでプレーするという厳しい条件のなかで、目標であったグループ首位通過を決められたことにユルゲン・クロップは笑顔をみせた。

「両チームにとって非常にプレーしにくいピッチだった。今夜は根性と準備してきたことは示すことができたから、私はとても満足している。誰も負傷していないし、選手たちはしっかり試合に集中できていた。我々のベストプレーはできていなかったが、凍ったグラウンドは普通はほかのスポーツ向けだ。シオンももっと良いプレーができるチームだから、今日はお互いがプレーしにくい状況だった。」

「相手にチームのクオリティや影響力に驚いてはいないが、こういうプレー条件は受け入れなければいけない。イングランドでは風や雨が強いこともあるが、屋内で試合はできない。プレーするしかないし、今日も同じ。問題ないよ。」


グループ首位通過でシオンと共にベスト32進出。今後さらにエキサイティングになるヨーロッパリーグを楽しみにしていると語った。

「試合前からそれを目標にやってきて、目標達成だ。数週間前は首位通過が難しい状況だったが、仕事がきちんとできたのは良い事だ。首位通過がどれほど重要かは今はよくわからないが、ヨーロッパリーグの2位には、チャンピオンズリーグから降りてきたチームら含め非常に強いチームが揃っている。この大会は一流じゃないとか言う人は考えを改めることになるよ。この大会はミニチャンピオンズリーグみたいなもんだ。組み合わせ抽選が楽しみ。」

ゴールレスに終わったものの、この試合でキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンがユルゲン・クロップ下初の先発出場し、75分間プレー。さらにコウチーニョが約30分プレーし、ピッチに戻り、ポジティブが多くみられた。最もポジティブだったのは、フルデビューを果たしたブラッド・スミス(21)。サウサンプトンに続き、勇敢なプレーをみせ、リバプールに未来があることをうかがわせた。残念ながらロベルト・フィルミーノはこの試合でも存在感を発揮できず。

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