2015-12-17

香川:リバプールの今後に注目


『ユルゲン・クロップ就任は明らかにリバプールに大きなインパクトを与えている。』そう語るのはドルトムントMF香川真司。2010年にドルトムントに加入し、2011、2012年ユルゲン・クロップと共にリーグ制覇を果たした。Omnisportの取材に対し、恩師ユルゲン・クロップ率いるリバプールの今後に注目していると語った。

「自分が良く知るクロップがリバプールの監督としてどれだけ、そしてどれくらい早くチームを変えらえれるのか興味深い。彼が偉大なコーチであるということはこれまでの結果が証明しているから、それが続いてほしいよ。今シーズン、リバプールがチームとしてどれだけ完成するのか楽しみ。クロップはすでにクラブに大きなインパクトを与えていると思うし、ここ10試合で8勝したっていう記事を見たよ。(実際は11試合7勝)。僕も試合を見れる時はテレビで観てる。」

やはりクロップの武器は感情表現と心を繋ぐコミュニケーションだ。

「彼については常々感情を露わにする人だっていう印象が強い。ゴールセレブレーションもそうだし、チームの奮起させ方もそう。しっかりコミュニケーションが取れて、選手全員に愛情を注いでくれる。彼との思い出は、これっていうひとつだけよりすべてが良い思い出。彼と共にタイトルを勝ち取れたことも良い思い出だ。お互いの信頼度はどんどん強くなって、また彼のチームでプレーできるまでになった。」

別れの際は涙を流したというほどの信頼関係を築いた二人。香川は今後もクラブで活躍し、クロップに恩返しがしたいと話す。

「最後のお別れはちょっと大げさに報道されてると思うけど、移籍がほぼ決まってたから彼にお礼を言いに行った。彼の顔をみて、最後の挨拶をしたら自然と涙が出てきたんだ。Jリーグの2部出身のほぼ無名だった僕を信頼し、起用してくれたこと、すごく感謝している。彼とは本当に素敵な思い出がいっぱいある。セレッソを出て、2年後に世界に知られる、僕が小さい頃から知っていたマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が叶ったのは彼のおかげ。今後自分が成長し、さらに良いパフォーマンスをすることが彼への恩返しだと思ってる。キャリアは続くし、クロップのいた時しか活躍できなかった選手だって言われたくない。これからは新監督のもとでいい結果を出したい。」

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

泣けるぜ。。。

匿名 さんのコメント...

こんなコメントするくらいだし、香川真司がリヴァプール入りを望んだとしても全くおかしくないと思いますが、元ユナイテッドの選手っていう避けて通れないしがらみがありますね
この二人の関係性は今後も面白そう