2014-05-22

新黄金時代の幕開け


ブレンダン・ロジャーズ率いる若手チームをタイトルを争えるレベルに引き上げた影の立役者の一人スティーブ・ピーターズ博士。チームのメンタル面を助ける博士は、優勝は逃したが、リバプールFCの『新・黄金時代』の幕が明けたと確信している。

「リバプールは24年ぶりの最高のシーズンを過ごした。私は新たな黄金時代の幕が明けたと信じている。チームとしての基盤をしっかり作った。リーグ優勝は時間の問題だよ。素晴らしいシーズンを終えたし、ポジティブにとらえるべきだ。他人というのは厳しすぎる目で見てしまうものだ。結果が良いというだけでなく、努力が実を結んだって思うべき。ずっと勝ち続けることはできない。いつも最高の状態を作るということだけは可能だ。」

スティーブン・ジェラードに声を掛けられリバプールFCに入団したピーターズ博士は、意識の高いプロ集団に感激。

「3年前にスティーブンにリバプールに来てくれとお願いされ、ブレンダン・ロジャーズに会うことになった。最初はフットボールのことは全く知らないから力になれる自信がなくて気が乗らなかったんだ。だが、結局スティーブンの誠実な人格にやられてやってみることにした。最初にブレンダンに会ったときから、彼は素晴らしい人だった。非常に洞察力があり、オープンで、気さくな人だよ。彼のような人となら協力がしやすい。目標や望む方向性をしっかり自覚していて、彼自身とチームの両方の全身を常に考えている。最優秀監督賞は彼にぴったりだ。彼と一緒にやれて非常に光栄だよ。」

「私にできるところは助けたつもり。ブレンダンのもと素晴らしいプロのチームが集っている。私もその一員だ。チーム全員にグループとして話すこともあるが、たいていは個人的に話すことが多い。パフォーマンスを改善するためにどうしたらいいかっていう相談に乗る。私のやることは選手たちの相談内容によって変わるんだ。アスリート相手にアドバイスするときはそのスポーツ特有のことには触れない。彼らのプレイベートのことだったりもするよ。そういうことがパフォーマンスに影響することもあるからね。だがそれをきちんと処理できる選手なら、それを促すのが私の役目だ。」

「リバプールではお互いをサポートできるプロ集団がいる。真剣に取り組まず、100%でやっていない選手は一人もいない。彼らと共にやっていけるのはとても光栄だ。素晴らしいプロたちだよ。スタッフにもクラブにも本当に素晴らしい。このリバプールのチームなら成功すると確信しているよ。」

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