ルーカス: 元レッズの活躍を祈る

Lucas: クラブの価値観を守り、品格・貢献・熱意を示した選手に送られるビル・シャンクリー賞を受賞

月曜日のセルハースパークの試合後の控室は何が起きたのか理解できない選手たちは静まり返った。先発でプレーしたルーカス・レイヴァは、このミスから学ぶ姿勢をみせた。

「試合後のドレッシングルームは静まり返ってた。このクラブに来てあんなに静かなのは初めてだったかもしれない。あの８～９分間俺たちはスイッチが切れてしまって、その代償を払うことになってしまった。授賞式の選手たちの表情からわかるようにまだ翌日にも試合を引きずってた。ああいう試合の次の日の気分は最悪だ。なぜあんなことになったのか説明できない。試合後の監督のインタビューを見たら、判断を誤ったのが原因だって言ってたね。この試合から学ぶべきことができた。」

この涙の敗戦に、ブラジル代表から漏れ母国主催のワールドカップの逃すことになったルーカスの気分は最低。マンチェスターシティはホームにウエストハムを迎え優勝を決めることが予想されているが、ルーカスは気持ちを切り替え奇跡を祈る。

「水曜日にメルウッドで練習を再開したときには次の試合に向けて集中してた。勝っても負けても素早い気持ちの切り替えが重要だ。シティがホームでウエストハムに負けるとは思えないけど、何かいいことが起こるかもしれないって信じるしかない。俺たちはまだニューカッスル戦を残しているから、試合に備えなくてはいけない。もう優勝は自分たちで決められる状況じゃないんだしね。日曜日にどうなるかはわからないよ。優勝まであと少しっていうところではあるけど、ひとつふたつのほんの小さなことで優勝を逃してしまったみたいだ。まだ成長しなくちゃいけないし、今季はあと運が味方してくれることを祈るよ。可能性は低いってのはわかってる。」

「パレス戦でプレミアリーグのレベルの高さが証明されたと思う。どのチームが相手でも９０分間しっかり集中しないといけない。」

世界中のレッズがウエストハム所属の元レッズであるアンディ・キャロルとスチュワート・ダウニングが大活躍してくれることを祈る。ルーカスも二人がリバプールの力になってくれるよう祈る。

「二人ににもっちろんメールを送るよ！アンディやスチュワートとはここで一緒にプレーしていたから、彼らの活躍を祈る。彼らはウエストハムのためにまず全力を尽くすのは間違いないし、それが俺たちの助けになるかもしれない。」

日曜日がどんな結果になれど、今シーズンは大成長した素晴らしいシーズンだと言える。チャンピオンズリーグ復帰を決めて目標は達成した。

「素晴らしいシーズンになってる。俺たちがこれだけやれるなんて誰も予想していなかった。プレースタイルも含めてね。チームとしてまだ成長できると思うし、早く成長できればいいな。今季は欧州の大会がないからプレミアリーグに集中できる環境だったってことが助けになっていた部分はあったけど、いいチームだし、夏に数人補強できればどの大会でも勝てるチームになると思う。」

ECHO