クリスタルパレス戦の試合終了を知らせるホイッスルが鳴った瞬間、チームメイトが慰めようがないほど悔し涙を流したルイス・スアレスは涙のワケをMirrorのインタビューで明かした。
「チームメイトが慰めてくれていたんだけど、止まらなかった。毎試合全身全霊でプレーしているなかであんなことになって悲しくって悲しくって。頑張ったチームメイトを思うとすごく悲しくなった。ゴールをアシストしてくれようとしていたのにミスしたことが悔しくて。」
当初の目標は達成でき、キャリアのベストシーズンを過ごしているスアレス。だが優勝のチャンスを自ら落としてしまったことが悔まれる。
「複雑だよ。開幕した時の目標はトップ4に入ってチャンピオンズリーグに出場することだった。それが叶っていいシーズンになってる。でも優勝できるかもしれないっていうポジションになったのに、チェルシーに負けて、さらにクリスタルパレスの一戦だ。」
「素晴らしいシーズンだよ。俺のキャリアで最高のシーズンだって言える。チャンピオンズリーグ出場を決められたし、得点王として多くの称賛を受けけていることはすごく嬉しい。個人的に素敵なシーズンではあるけど、誰よりチームメイトたちの助けがあるからこそだ。チームが素晴らしい活躍をしている。このまま一丸となってやっていければこのレベルは維持できる。優秀な選手の上に非常に優秀な監督がいてくれる。」
チャンピオンズリーグ出場が決まった今、補強が絶対必要だと主張するスアレス。
「もちろんもっとチーム層を厚く強くしなくちゃいけない。今でもすごくいいチームだけど、チーム層は薄い。しっかりしたベースがあることはみんな承知なんだけど4つの大会でプレーするんだからもっと選手が必要になる。たとえばマンチェスターシティはベンチもめちゃくちゃ強い。ベンチにも優秀な選手がいるってことが大事だ。」
激しいバッシングを受けた昨シーズンとは違い、PFAそしてFWAから最優秀選手賞を受けるほどに成長した。
「今年は前を向いて前進するのみっていうお手本になったと思う。あれだけピッチ外で非難されるともうこれ以上やっていけないって思う選手もいるかもしれない。でも自分のやるべきことをやるべきだ。俺にはリバプールで、アンフィールドで、メルウッドでやるべきことがあるんだ。そこで全力を尽くすっていう。でも家に帰ったらすべて忘れる。家では父親であり夫だ。」
「昨夏は本当に苦しんだけど、ピッチで間違ったことをしなければ非難されることもない。レッドカードを提示されたりしない限り叩かれたりしない。チームのために全力を尽くしていれば必ず努力は認めてもらえる。」
妻ソフィアの言葉も多大な影響力があったようだ。
「辛い状況だってことはソフィアも理解してくれていたよ。でも、ピッチ上でレフリーに刃向ったり、ほかの選手に何かするようなら絶対試合は観に行かないって言われたんだ。家族が大好きで、彼らにピッチで頑張っている姿を観てほしい俺にはその言葉が響いた。」
レアル・マドリードが高額オファーを準備しているとの噂が飛び交っている。だがスアレスはリバプールが大好き。
「あれだけの長期契約を結んだのはリバプールが大好きだから。」
1 件のコメント:
最後の言葉はあくまで表向きのコメントのような気がしますが、やっとCLがとれたので残ってくれると期待しておきます。
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