2014-05-02

新たな役で献身するルーカス


スティーブン・ジェラードがポジションをシフトして以後、これまでホールディングミッドフィルダーとして定着していたルーカス・レイヴァは新たな役でチームの力になれるよう模索中。

「スティービーが俺のポジションで大活躍してる。ってことは今まで以上に頑張るか、ポジションを変えなくちゃいけないかなと思っている。スティービーと同じチームにいながらプレーできる方法があるはずだ。彼がチームにいる限り、出場機会が限られるというのは理解してる。ケニーに続くクラブ史上最高の選手である彼は今も欧州屈指の選手だ。俺たちのキャプテンであり、素晴らしい選手であり人間だ。チームリーダーである彼と同じ位置でプレーはできないから、どうにかしてチームの力になる道を見出す必要がある。俺はリバプールに来て長いから絶対チームに入りたいんだ。」

ロジャーズからも、ジェラードをホールディングの役とし、ルーカスを中盤のダイヤモンドに入れるかもしれなという話があったという。このポジションはルーカスがかつてグレミオでこなしていた役だ。

「グレミオでやってた。グレミオはダイヤモンドを採用してる試合が多かった。ホールディングミッドフィルダーがいて、プレーメーカーがいて俺がいた。ボックスに走りこんでいく役。プレーメーカーはそんなに前には走らないから、俺が自由に動いて攻撃に加わるようにしてた。それはブレンダンがダイヤモンドで俺を起用する時に求められていることとほぼ同じなんだ。サイドバックの動きをみて、守備時にはホールディングミッドフィルダーの端をカバーしに行く。ボールもしっかりキープして、攻撃陣に落とすっていうね。」

「1月にブレンダンから、スティービーをホールディングミッドフィルダーにして、俺を中盤3人のサイドかダイヤモンドで起用したいという説明があった。自分は再調整しなくちゃいけなくなった。なんてことないよ。プレーをすればするほどどんどんプレーしやすくなってきてる。この役でチームの力になれるって感じる。フットボールってそんなもんだよ。チームがこれだけいい結果を出していると、監督は変えづらい。それは理解してるよ。俺にできることはしっかりトレーニングをして準備をしておくことしかない。今シーズンは、多くの選手が期待していないときに出番が回ってきたりしている。」


0 件のコメント: