2014-05-26

スタリッジ夢のワールドカップへ


背番号9番を背負いイングランド代表エースとしての活躍が期待されているダニエル・スタリッジだが、プレッシャーを感じてはいない。

「ワールドカップでの任務に関してはプレッシャーは感じていない。きっちりチームとして準備ができているって感じているから。あらゆる面ですごく楽しみにしている。若い選手にとってこの大舞台は憧れだ。俺にとって初めてのワールドカップ。とにかくすべてが楽しくて、とんでもないことをしなくちゃ!なんていうプレッシャーを感じてはいない。いつも通りプレーするだけ。それで先発で起用してもらえたら最高だ。もし他の選手が選ばれてプレーできないって言うなら次の試合に向けて準備をするよ。得点することばかりにとらわれずいつも通りのプレーをするだけ。自分にプレッシャーをかけすぎて、あまりいいプレーができなくなることもあるからね。」

「チームはみんな意気投合していていい感じ。みんな練習やマイアミでのプランを楽しみにしてる。すごく結束が固いグループだから、みんなどんどん良くなってる。チーム全体が楽しんでるし、みんな大会が待ちきれない。楽しんでいるだけじゃなくプロとしての意識も忘れていないよ。やるべき仕事があるわけで、お楽しみのために来たわけじゃない。ワールドカップだからみんな真剣だ。トレーニングとなるとみんなしっかり集中してやってるし、ピッチ外では一緒に冗談言って笑ってる。一体感がすごくある。どのセッションも楽しみだし、初戦に向けてしっかり準備していきたい。」

優勝の可能性だって否定できない。

「俺たちと同じような状況下にある国はほかにもある。ワールドカップには真の優勝候補なんて存在しない。どの国にもチャンスがある。昨シーズンのプレミアリーグのような感じさ。誰もリバプールがタイトルにチャレンジできたり、優勝の可能性があるなんて思っていなかったはずだ。だからプレッシャーがあろうがなかろうが、優勝候補だとか言われてようが関係ないってこと。」

4年前には代表にも召集されていなかったスタリッジは、今夏夢の舞台ワールドカップに出場する。これまでの経験とリバプールでの活躍がイングランド代表としての地位につながった。

「いいシーズンを送ることができて神に感謝している。常に改善できるように頑張っている。あらゆる面で成長するためにまだまだやるべきことがたくさんあるってことはわかっているんだ。ワールドカップはプレミアリーグとはレベルが違う。ワールドカップでプレーするというのはどんな選手にとっても夢だ。子供の頃からずっと夢見てきたし、すごくワクワクしてる。」

「お金があれば20歳の若いイングランドの選手をプレーするより£5000万ほどの価値がある選手を買う方がどれだけ楽か。それだけの資金があるなら買う方が楽。でも同時に選手にプレー機会を与えて活躍するかどうかはいちかばちかの賭けだ。これまでのクラブで起きた事に感謝してる。マンチェスターシティがファーストチームの中でプレーするチャンスを与えてくれたし、チェルシーはメンタル面の成長を助けてくれたし、選手としても成長できた。トロフィーも獲得できた。」

「移籍するのは当たり前のこと。何も後悔はしていない。プレーするというのは大事なことだと思う。お前が一番だ!なんて直接言ってもらう必要はないんだ。誰もがプレーをしたいわけで、15歳でリザーブチームにいても俺はファーストチームでやれるっていう自信がないとね。それが夢に繋がる。Match of the Dayをみながら、俺ならあのチャンス決められたのにっていつも思ってたよ。若い時はとにかくプレーすることを望む。口で上手いぞ、お前を起用したいなって言われるより、プレーする機会が欲しい。それが何より大事だから。」

タイトルレースに敗れ悔しい思いをしたが、主将ジェラードと同じくスタリッジも気持ちは切り替えている。

「タイトルレースに敗れたことはすごく悔しかった。チェルシー戦に敗れて自分たちで優勝はできなくなった。受け入れて前に進むしかない。人生ってそういうもの。試合後は気分が悪かったけど、自分たちの目標であったチャンピオンズリーグ出場は達成できた。だからみんな満足してるよ。でもあれだけ優勝に近づいておいて優勝できないとすごく落ち込む。だけど今はイングランド代表としてワールドカップが控えている。すごくこれからが楽しみさ。」

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