2014-04-03

どうなるルーカス


負傷のためチームを外れて2ヶ月が立つルーカス・レイヴァ。フィットしているものの、勢いのあるチームにベテランのスティーブン・ジェラードが司令塔をマスターしたことでベンチレギュラーになった。だがこれまでと変わらぬ態度で、チームのため懸命に頑張っているルーカスをボスは大絶賛した。

「ルーカスの姿勢は本当に素晴らしいとしか言えない。以前はフィットしていたときにはほとんどの時間ピッチでプレーしていた彼だから今辛いと思う。負傷してからそうはいかなくなった。彼が不在の間にチームは非常にいい結果を出していて、スティーブンが同じポジションでワールドクラスのプレーをしている。でも彼はしっかり現状を受け止めているよ。」

「以前とは違ってディフェンシブミッドフィルダーは今一人だけの起用にしている。守備より攻撃に重きを置いているからだ。だがルーカスの態度と裁量は本当に立派だ。出番があればいつでも力になると言ってくれている。1分でも90分でも彼はその時のために準備をしっかりしてくれている。」

クラブで出番が減ったことにより、ワールドカップ出場の夢が砕ける可能性も出てきた。

「彼のワールドカップ出場に響かないことを願う。これまでに彼は十分ワールドカップのメンバーにふさわしいと証明してきているから。ブラジル代表の親善試合でも十分力を見せていた。彼は大きな力になると思う。選手それぞれに思いやニーズがあるのは理解している。だが私はリバプールというくくりでしか考えられない。リバプールに一番ベストな道を選ぶことしか考えていない。」

連勝でほとんどチームを入れ替えていないロジャーズだが、先発以外の選手たちも重要な存在だ。

「ずっとプレーしてきた選手たちにとってすごく辛いのはわかる。プレーするというのはフットボールの核だからね。プレーしていればいい気分だが、出れないと辛い。練習をしていない選手たちも分析をしているし、皆非常に集中して努力を重ねている。素晴らしいプロだし、今のクラブの状況が非常にいいということがわかる。チームが構築できていると感じるよ。ひとりひとりが大事なチームの一員であるということを自覚している。」

ECHO

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