長すぎた90分

リバプールのアンフィールドで優勝候補マンチェスターシティ相手に3ポイントを手にし首位キープ。リーグ10連勝とこれまでにない勢いでリーグトップを走るリバプールを走らせるスティーブン・ジェラードは、大きな勝利に思わず男泣き。

「ものすごく感動した。でも落ち着く必要がある。また4試合ビッグマッチがある。だけどこの勝利はものすごく大きな勝利だったから感情が高ぶった。特に追いつかれてからの勝利だったからね。最悪の結果を想像した時間もあったんだ。でも今日、俺たちは最後の最後まで闘い抜くと示すことができた。まだ何も獲得していない。でも本当に大きなメッセージを発信できたと思う。」

「こんなに長く感じた90分は初めてだ。これまでのカップ決勝戦やビッグマッチを思い返していた。時間が戻ってしまったんじゃないかと感じる時間帯もあったくらい。それだけ本当に大きな結果だった。でもあと4試合残している。」

この試合でもすべてを出し切りMan of the Matchに選出されたジェラードは、キャリアすべてを懸けて優勝を狙いに行くと語った。

 「今シーズンで最高のプレーができたと思う。最初の30分ほどはリーグ最強と言われているチームを圧倒した。３，４点決めるチャンスがあった。リーグのトップチーム相手に2-0では足りない。だけどどんな方法であれ、最後には結果をしっかり出したんだ。」

「今すごく楽しい。これだけ優秀な選手たちと一緒にプレーできて最高さ。これまでずっと歩んできた道には楽しいこと、辛いこといろいろあった。今は本当にすべてが楽しい。一流のチームとプレーできてる今、なんだかまた21歳に戻った気分だ。ここからの一ヶ月は俺のキャリアで一番重要な一ヶ月になる。俺の持ってるものすべてを賭ける。」

残り4試合、最高のチームメイトと一緒に最後まで闘う。

「追いつかれたときは最悪のことが頭をよぎった。でも結果を出せるようやるしかないんだ。このチームは最後まで絶対諦めない。それが功を奏した。シティはワールドクラスの選手がいる素晴らしいチーム。ベンチにも￡3000～4000万の選手がいるからピッチにいる選手をさらに増強できる。前半頑張りすぎてちょっと疲れを感じた時間帯があったんだ。でも持ちこたえることができて、リトルマジシャンがおそらく彼の人生で最も重要であろうゴールを決めてくれたよ。彼を称えたい。俺たちは本気だってことが一番わかる試合だったと思う。だけど伝えたいのは落ち着いて前進する必要があるってこと。まだカップ戦決勝4回残してるんだからね。」