ジョセ・モウリーニョは日曜日のアンフィールドでの対決では、翌週の水曜日に控えるチャンピオンズリーグセカンドレグに備え、ベストイレブンは温存したいと明かした。
「私が決められることではない。クラブの意向を聞かなければ。私はただの監督にすぎない。クラブの意見を聞かなければいけない立場だ。この試合を日曜日にしたプレミアリーグはなぜ金曜や土曜にしなかったのか。イングランドのフットボール界を代表するクラブとして欧州の舞台でプレーするというのに、もっとサポートをすべきだ。土曜日にしてくれと何度もお願いしたのに。」
「スペインでは国を上げて出場するクラブが欧州の大会でも活躍できる条件を整えている。 FAはリバプール戦を日曜日に実施すると決め、リバプールは土曜日にプレーすることを拒んだ。あとは私とクラブが決断をするしかない状況だ。クラブがチャンピオンズリーグに残るためならなんでもやれというなら、私はそうする。私の最優先はチャンピオンズリーグだ。そうなると私ならリバプール戦では、水曜日にプレーしない選手を起用する。だが私自身はクラブではない。クラブの組織と話をする。私はクラブで最も権力を持つ者ではない。ローマンや理事たち、私より上にいる人たちだ。私は彼らの下で働いているわけで、彼らの指示に従う。私は監督以外のなんでもない。」
アトレティコ・マドリーとのファーストレグで、クラブの支柱である主将ジョン・テリーとGKペトル・ツェフ負傷で失い、さらにセカンドレグではフランク・ランパードとミケル・ジョンが出場停止となった。
「ペトル・ツェフのシーズンは終わった。ジョンに関しては、決勝で彼がプレーできるように我々が決勝に行かなければ。この試合では試合前も試合後にも問題が出た。4人の選手を失ったが、闘い続ける。ちびっこたちしかいないとなれば子供たちだけで戦う。だがイヴァノヴィッチが戻ってきたし、マーク・シュワルツァーを信頼している。多くの試合をプレーしていないが、いいパフォーマーであるアシュリー・コールもいる。試合前は、この試合はアトレティコ・マドリーにとって生死を賭ける戦いになると言ってきた。次はスタンフォードブリッジだ。」
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