2014-04-18

油断は禁物


3対2のマンチェスターシティ戦の勝利後、スティーブン・ジェラードは、チームを集め“ノリッチ戦も同じように戦おう”と呼びかけた。一試合一試合大事にしようというブレンダン・ロジャーズが伝えてきたメッセージだった。

「私が今季伝えつづけてきたメッセージが詰まっていて良かった。スティービーは選手たちを集めて、次の試合の重要さを訴えてくれた。もうシティは終わった、次はノリッチ戦だとね。私がどれだけスティーブンを評価しているか、彼の存在がどれほど大きいかは説明する必要もない。リーダーとしてチームを率いるスティーブン・ジェラードだって多くの人が感じたのかもしれないが、実際はクラブのため、チームのためにやってくれたんだ。彼はそういう選手。スティーブン・ジェラードはよほどリーグタイトルが欲しいんだなって世間が感じたって、彼がリーグ優勝を望むのは当然だ。彼は偉大なクラブのアンバサダーであり、彼のメッセージは今シーズンずっと我々が伝えてきたものだ。」

マンチェスター・シティがリーグ最下位に引き分けるなど、プレミアリーグの競争の激しさは随一。全く油断できない。

「水曜日の2試合は、我々が注意すべき点が詰まってた。シーズン終盤、何も保障されていない。下位のチームは生き残りを賭けて戦ってる。日曜日の試合は同じような状況の戦いになる。サポーターや世間は楽勝じゃないのって思う人もいる。でも監督やコーチは何が起こるか全くわからない。このレベルの試合は、どの試合もテストだ。相手がリーグトップであれ最下位であれ、勝つのが非常に難しい欧州最高峰のリーグだ。それが昨夜証明された。どのチームにもクオリティがあり、どのチームも得点ができる。毎度そういうわけにはいかなくとも、いいプレーをすることは可能だってね。クリスタル・パレスはいい守備をしていたし、カウンターアタックに勢いもあった。マンチェスターシティはいいプレーをしたサンダーランド相手に苦しんでいた。」

「ノリッチは絶対勝利が必要な状況だ。サポーターたちの前で勝利する姿をみせたいはず。そんなノイズは無視してしっかり自分たちのプレーに集中したい。ノリッチは今季苦しんでいるが、過小評価はしないよ。敬意は払うし、油断は全くできない相手だ。昨シーズンはいい結果が出せたし、日曜日もいい結果を出したい。」

スタリッジは欠場が濃厚だ。

「ダニエルはひどいケガではないから、時間はかからないとは思う。ただ今週末は無理そうだ。」

ノリッチ戦へ向け戦術指導中のブレンダン

0 件のコメント: