2014-04-30

サポーターの愛が決め手


プロの選手たちによりイングランドの最優秀選手と認められたルイス・スアレスに、スペインの強豪レアル・マドリードが獲得に動き出したとMirrorが報じた。昨年末に結んだルイス・スアレスの新たな契約条項内にある免責条項にある£7000万以上のオファーを準備している。マドリッドの情報筋によると、レアルの今夏ナンバーワンターゲットになっているという。欧州の強豪のターゲットになるのは必至の状況だが、ロジャーズはサポーターの愛が彼をとどめられると自信をみせた。

「ルイスはリバプールでのような愛にあふれたサポートはほかのどこへ行っても得られないであろうということを理解している。最初のシーズンから、彼を核にチーム作りをすると伝えていた。ルイスはリバプールの街とサポーターを愛している。昨夏にはスティーブン・ジェラードらがクラブのレジェンドになれるかもしれないんだぞと言い聞かせた。」

今年は昨夏にはなかったチャンピオンズリーグの舞台がアンフィールドに用意されている。

「彼のような選手にとっては最高レベルでプレーすることを望む。私はずっとチャンピオンズリーグを観てきたし、今季も試合会場にも足を運んだ。イングランドだけでなく海外の試合でもね。そこでルイス・スアレスはこのレベルでプレーすべきだと実感した。リバプールに残留し、チャンピオンズリーグに出場できるよう戦ってくれた彼の忠誠心は称賛されるべきだ。来シーズンは、素晴らしい欧州の試合を楽しんでほしい。」

奥様であるソフィアさんの力もあり、ピッチでも賢い行動ができるようになった。

「彼の立派な奥様ソフィアが生活の安定を計ってくれているようだ。彼女はルイスに対し正直で単刀直入。ソフィアもリバプールが大好きで、他の選手たちの奥様との集いを楽しんでいる。彼の人生の要となっている人物だ。二人は長年ずっと一緒。ルイスは彼女と会うため地球を一周している。感動的な話がある。ソフィアが家族とバルセロナに移住したあと、彼女と会うために欧州でプレーすることを望んだ。ルイスは若干17歳でオランダに行き、そこで数日の休みをもらう。その休みの間にバルセロナに行き、彼女を連れ帰った。それ以来ずっと一緒なんだそうだ。」

プロ意識は半端ないとロジャーズは称賛する。

「あれだけ非難を浴びていた彼だが随分変わったと思う。自業自得だと言う人も多いだろうが、これだけ変わり、PFAを受賞するとは本当に立派だと思う。彼は本当に謙虚なんだ。フィールドの外でもルイスは非常に賢いということはあまり世間では言われていない。ピッチ上ではそれが欠けていた時期があったようだが、そういう想像力を使い問題解決をするという練習もしている。」

「彼の発明力と創造力はみていて本当に楽しいよ。ストリート育ちの彼のような選手は、この国で我々がずっと探し求めてきたタイプ。仕事において彼は本当に絶え間なく動いている。毎日一瞬たりとも止まることがないんだ。そういう部分はコーチングで教えられるものではない。もともと持っていたものがどんどん花開いてきている。ボックス周辺での彼はマジカルだ。」

「ルイスは食事を終えると2Lのボトルウォーターを2本飲み干し、試合中に脱水しないようにきちんと水分を取る。練習を逃すことはないし、治療台を必要にすることもない。みんなが彼の人間としての成長をみているし、選手としてもどんどん成長している。彼は超越しているよ。」




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